勝尾寺~箕面駅

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山  行  日 2025年5月17日(土)
山名・山域
・県名
勝尾寺~箕面駅(大阪府箕面市)
目  的 5月定例 読図山行
形  態 日帰り山行
コ  ー  ス 勝尾寺~設定したポイント6か所(東海自然歩道起点碑・展望所など)~箕面駅
メンバー 12人
天  気 雨→曇り
交通手段 交通機関利用
装  備 日帰り基本装備、雨対策

昨年の定例で、天候悪化のため途中で取りやめて下山した後半(箕面川の東)部分。昨年とは違う設定で活用できないかと考え、「勝尾寺から箕面駅まで、徒歩道記載のない地形図を使って、途中のポイントを拾いながら自分たちでルートを決めて下山する」という企画を立てました。またもやかなりの雨の中のスタート…徐々に止む予報だったとはいえ、登山道には滝のように雨水が流れ、読図しながら安全に歩行するのは難しい場所もありました。想定の時間よりかなり遅れてしまったものの、後半は雨上がりの新緑を楽しむこともでき、それぞれ達成感を感じる山行になったかと思います。

事前に地形を把握してもらうために、谷の大きな流れ、ピーク(→切り取った部分での主稜線/分水嶺)を把握できるようにほぼ等高線だけの地形図を共有しました(添削対応あり)。

今回は、現地で道がどのようについてどこにつながっているかを地形図と照らし合わせて確認することで、登山道の付き方を体感すること・現在地を把握しながら歩くことに慣れてもらうため、3名1組のチーム単位で、事前の予測、地形の確認を言語化して共有することを心がけて歩いてもらいました。参加者からは「1人1人が声に出し現在地確認しながら歩く、その声をひらい自身の考えと合わせて答えを探しだす。とても楽しく学びがあった。」「この道はあそこにつながっているのでは?などそれぞれの意見を出してくれたことで、この後どうすべきかを考える上で、とても役に立った」「自分とは違う目線で地形を見ておられ、参考になった」という感想をいただき、人任せにせず、自分で地図を読みルートを決める経験を共有する良い機会になったのではないかと思います。

設定の甘さ・説明表現の曖昧さで、疲れが出てくる後半に混乱が生じてしまい、参加者の皆さんには申し訳なかったですが、また機会があれば読図山行を企画したいと思います。


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