京都ゼニーツクラブ会員(メンバー)募集要項

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ゼニーツzenithとは

チェコ語で天頂のことで1966年に発足した山岳会です。 会員一人ひとりがワンランク上の技術を磨けるよう積極的な山行活動を行いジャンルを問わず山登り全般を楽しんでいる大人の会です。

入会の条件

特に条件というものは設けてはいませんが、心身共に健康で協調性を持ち、山に前向きに取り組み向上心を持っておられる方で、将来的に山の計画を立案しリーダーとして指導でき、当クラブの活性化を担うことのできる世代(概ね55歳未満)の入会を希望しております。

山行の特徴は

低山ハイクからバリエーションまでの幅広い山行、テント泊登山、雪山登山、アルプス縦走、岩登り、シャワークライミング等自身の技量に応じた山行に参加できます。毎月1~2回実施の定例山行は各会員がローテーションで企画しています。

会員は

40代以上の幅広い年齢層で、2024年1月現在京都市内を中心に滋賀、大阪に42名の会員が在籍しています。

活動は

平均して月に2~3回程度、参加人数は4人~13人前後で、山好きな大人の集まりという感じで気楽に行っております。 山の達人から初心者まで幅広い会員がバランスよく揃ったクラブで、地図読みをはじめとした登山技術の指導や初心者レベルに合わせた山行も積極的に実施しています。

入会費用

入会金 1000円
年会費 4000円(入会時月割りあり)

山岳保険

入会される際には山岳保険に加入していただいております。

集会

毎月第1水曜日(祝日を除く)午後7時頃から京都駅周辺において実施しております。
体験参加を希望される方には体験参加前に同集会に参加をいただいております。
お問合せがあった際に、集会の時間場所をお伝えしております。

2024年度会員募集について

2024年度は若干名の会員募集を行っております。
なお、当クラブの男女構成比率の関係から男性の入会を歓迎いたします。

体験山行のお知らせ

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お問合せいただいた方より、順次日程調整をさせていただいています。(平日も相談に応じます)

集合場所から登山口までの移動は公共交通機関又は会員の車での移動となります。
集合場所までは各自でお集まりください。

集合場所 京都駅or山科駅の予定
集合時間 AM7:00前後
移動手段 会員の車又は公共交通機関
費  用 交通費のみ(実費)

装備、服装、その他ご不明点はご相談下さい。

体験者の声 (体験山行記)

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京都市内在住 40代女性(2022年度入会)

「いつかアルプス登山に」という願いが叶った晴天の燕岳。初の山小屋泊。北アルプスの山々とたくさんたくさんのお花にすっかり魅了され、それが本格的に登山を始めるきっかけとなりました。
山仲間と東へ西へ遠征し、それなりに楽しんではいましたが、テント泊もしてみたい、雪山も登ってみたい、もっといろいろなことを勉強してみたいという気持ちが湧いてきました。
山についてはほぼ独学。地図もGPS頼り。そんな自分には限界があり、きちんと勉強するために、山岳会を探してみようと思い立ちました。
HPで、自分と同世代の方がいらっしゃること、定期的にきちんと活動をされていること、平日の山行もあること、自分に合う条件が揃っていたことでここだ!と決めました。
初めて参加させていただいた三嶺山行。
申し分ない晴天の中、初の避難小屋泊を経験させていただき、とても楽しく、もうここに入会しようと心の中で決めていました。
入会して1年。自分が全く知らなかった山へたくさん登頂しました。テント泊や雪山登山にも挑戦することができ、読図に関してはまだまだ勉強中ではありますが、何度も根気よく丁寧に教えていただき、日々楽しさを実感しているところです。
山は楽しいこと、危険なことが半分ずつ。
それぞれが人任せではなく、自立して参加する上で楽しいことが倍増するのだなと感じます。
もっとこんなことをしてみたい!という個人の挑戦を後押ししてくださる、そんな先輩方がたくさんおられ、また同年代の皆さんと切磋琢磨してレベルを上げていける、ゼニーツは私にとって特別な場所となりました。
これからも目標をもって、春夏秋冬、いろんな山を楽しんでいけるよう、精進していきたいと思います。

京都市内在住 60代女性(2023年度入会)

登山経験の無い私がゼニーツに入会して4ヶ月。
旅行で行った熊野古道を歩き、目の前に広がる眺望に魅了され、山の仲間を作りたいと思いネットで検索したことが始まりです。
自身の年齢からも、登山経験の無い私が入会出来る山岳会は多くはありませんでした。
何度か体験山行に参加させて頂き、ここでなら楽しく続けられると思いゼニーツクラブに加入させて頂きました。
入会当初は緊張と不安で登り始めると5分で息が切れ、呼吸が乱れ始めました。無言でがむしゃらに登っていると、呼吸の仕方や足の運び方等をアドバイスしてくださったり、歩くスピードもメンバーの体調に合わせて調整してくださる気遣いのおかげで無事下山出来ていました。
また、初めての読図講習では基礎から丁寧に教えて頂き、読図実践登山、机上講習(いや、路上講習かな…?)はとても楽しい学びとなりました。
諸先輩方からそこでしか見られない高山植物を見る楽しみを教わり、団体行動であってもひとりひとりが自立した登山者でなければならない大切さを学ぶ事ができました。
普段の生活では絶対に見る事の出来ない景色に出会える。ゼニーツは私にとってとても居心地の良い場所となりました。今思い返すと初めての体験山行の時に自身の体力不足を他所に、今日は何の罰ゲームなんだ⁉️…と呟きながら這いつくばって登った記憶があります。
今は、信頼できる仲間と一緒に目標に向かって歩む楽しさを味わっています。これからも技術、知識を学び難易度の高い山に登りたい。そして、いつまでもいちばん弱いメンバーではいられない…。

京都市内在住 50代女性(2023年度入会)

長らくやっていたバトミントンを辞めて5年、その間体力維持にジム通いや自宅でワークアウトをやっていたが何か物足りなさを感じていました。そして、コロナがきっかけでウォーキングから軽い山歩きを始めてみることに。登る時はとてもしんどいのに、下りて家に帰ると不思議と心地よくなっている、元気をもらっているようだ、なんだこの感覚は? 確かめるように何度か登ってみた。そのうち段々違う景色を見たくなったが季節は冬… 1人では危ない、この機会に正しい知識や技術も身につけたい、と山岳会を探すことにしました。いくつか見学するつもりが、結局一番始めに体験させていただいたゼニーツクラブの印象がとても良く、それ以外は行かずに決めた。年齢もそこそこいっているので、ウェルカムでなかったらどうしようと不安でしたが、体験山行の日程が合わず、急遽別の機会を作って下さったり、その後も雪山に行ってみたい!という入会理由に共感して下さった方より何度かお誘いもあり、丁寧な対応に大変感激した次第です。その後の山行に参加し感じたのは、望むものには丁寧に、だけど自らの努力も求められるということ。まだ参加回数は少ないですが、いろんなことを体験し、自分に合った山行スタイルを見つけたいと思います。

京都市内在住 50代男性(2022年度入会)

今までは個人か子供と一緒に北アルプスに山行していましたが、子供にも相手にされなくなり、50歳になって誰かと一緒に登るのも良いかなとネット検索していますと、ゼニーツクラブが目にとまりました。 自分と同世代の人がいそうなのが選んだ一番の理由です。
そして入会して1年が過ぎ、テント泊からアルプス、雪山キャンプと色々な山行に参加させて頂きました。 私が一番懸念していた自分と同じくらいのペースで山行出来る人はいるのか?女性でも強者がおられ楽しく山行出来る事が嬉しい限りです。
あと、憧れの山に登りたいと云う意志を尊重して頂け、メンバー全員でフォローする体制が整っているのも素晴らしいところです。
もし男性で山岳会を考えておられる方がおられましたらご一考の価値はあると思います。是非とも一度覗いて下さい。

🆕京都府内在住 40代男性(2021年度入会)

  40代後半になり新しい趣味作りの為に始めた登山でしたが、ソロ活動に限界を感じ色々なサークルやコミュニティそして山岳会など色々と調べ参加してました。
その中でゼニーツが一番自分がやりたい事にあっていると思い入会させていただきました。理由としてはいくつかありますが
①地元京都の会なので山行に参加しやすい事
②体験山行でロープを使った岩登りに参加させてもらい会のレベルの高さを感じ、また自分も技術を上げたいと強く思った事
③初心者の私に読図や山のルールそして装備の事などを事細かく丁寧に教えてくださる親切な方が沢山いらっしゃる事。

などなど素晴らしい山岳会だと思います。2021年11月で入会して3ヶ月目ですが百名山2座を含め様々なタイプの山行に参加しました。特に重いザックを歩荷し一人では行けないような山に皆んなで登頂できた達成感、そして山で泊まり仲間と飲食しながらの山談義はとても楽しく病みつきです。これから体力のあるうちにソロテント泊、雪山登山、アルプス縦走など出来るだけ新しい事にチャレンジしていきたいです。

京都市内在住 50代女性(2020年度入会)

当会に入会して一年余り。ここ数年自分なりに山登りをしていましたが地形図も読めず、何の知識も無い私は、もっと色々な山に行きたいのに行けないというもどかしさがありました。
そこで 考えた結果 、山岳会を探してみる事に!
しかし 平日しか休みが取れない私が唯一 見つけたのがZenithという山岳会でした。
平日の山行には勿論参加させていただいているのですが、 多くのメンバーは土日の山行に参加されているため、なかなな顔を合わせる機会がありませんでした。
そんな折、初めて祝日と 私の休みが偶然重なった日があり、入会以来、お世話になっている会の先輩の粋なはからいをしてもらいました。
それは 全体を4グループに分け、その分け方も お菓子を数種類 用意して 目を瞑って選択するのです。
同じお菓子を選んだ人が一緒に歩くのです。何回か それを繰り返し 最終的には全員とお話する事が出来ました。
皆、無邪気な子供のようにお菓子を選ぶ姿が微笑ましかったです。
私にとって Zenithクラブに出会え、体験山行に参加して、これから山を続けていくうえで、山の本質をほんの少しですが感じたように思います。

京都市内在住 50代男性(現会員)

体験山行記 初めてゼニーツの体験山行に参加したのは 2017 年の4月定例、鈴鹿山脈の鎌ヶ岳であった。

京都北山とは異なる山波、新緑、ツツジのピンク、青空、初めて見る奇岩が今も思い出される。 景色以上に覚えているのは、山頂で下山のタイミングに関してメンバー同士で口論が始まった 事である。大変な事になるかと思いきや、同伴の他のメンバーは割りと涼しい顔をしている。聞くとケンカをするぐらい仲が良いとのこと。 山では個性のぶつけ合いに遠慮はないとのことらしい。

遡って何故山に登り始めたのかならべてみると。50才をすぎ、子供に手が掛からなくなり、 時間が持てるようになってきて老後の趣味を真剣に悩むようになり、盆栽を始めるにはは若すぎるし、健康の事を考えると山登りが手頃かな、という程度であった。初めは単独で京都近郊 の一般的な山に月2回位のペースで登っていたが、直ぐにマンネリと技術的な限界にぶつかっ た。

そんなタイミングで縁があってゼニーツの体験山行に参加、入会となった。独学では限界 があった様々な事柄(目的となる山、交通手段、メンバー、技術、読図、雪山、縦走)が教えて もらえるのも大変ありがたい。それ以上に得難いのは志を同じくし、同じ頂に目指す仲間を得られた事で、困難な山頂を極めた時に交わすハイタッチは経験した者にしか分からないだろう。

大阪府内在住 50代男性(現会員)

「行ったらわかるよ」と知人に誘われた体験山行。5年前、関東から転勤したばかりの私は、 山の会を探していたこともあり、軽い気持ちで参加しました。「行ったらわかる」。 しかし、正直、「何がわかるのだろう?」と思いながら山頂を目指していましたが、その真意を (少しずつ知ることになります。要所要所で会長さんがメンバーにアドバイスをしている。どうも、全員が登山者として自立していくことが、この会のポリシーのようです。その姿は、教師が生徒を 「指導しているような様ではなく、まるで親が子どもを諭すよう。そして、そんな心遣い、息遣い – は、お兄さん、お姉さんから弟や妹へと伝播していく。山の会の山行というより、大家族で山に きた感じ。

後日、知人にこんな感想を伝えたら、「そうさ! 信頼できる会長を筆頭にまとまった会だよ。」 と。2回の体験山行を経て、ゼニーツ一家の門をくぐった私は、はたして家族になれたかな。

大阪府内在住 40代女性(現会員)

体験山行記 京都登山学校が終わった後どうしようかと考えた時、「山岳会」と聞くと、いや、そこまでは、 と正直そう思っていました。でも、登山学校サポーターでお世話になっていた方がゼニーツの方だ ったので、思いきって連絡し心配なことを全部質問してみました。 私の場合は大阪在住なので、メンバーのみなさんとの集合に無理がないか、道具も持っていなくて少しずつ揃えて行くつもりだったので、それまで会から貸出して貰えるのか、参加は自由に決められるのか等、たくさん不安がありましたが、納得するまで丁寧に答えてくださりその結果、 想像していたのと違い参加も自由で、その上、自分の行ける山よりワンランク上のチャレンジも分厚いサポートが受けられることがわかりました。

体験山行では、地図を読み、山頂から地形を辿って下りるのについて行きました。 一人ではなかなか出来ない冒険が出来る、そう思ってワクワクしたのを覚えています。 一年目はワカンをお借りして雪山へ。夏山とは違う山の楽しみに出合いました。 二年目は、また装備をお借りして滝が迫力の沢登りへ。川ガキに戻って一日中遊びました。 そしてあっという間に三年目を迎えました。今年もまた新しい冒険がしたいなぁと思っています。

大阪府在住 50代女性(現会員)

京都ゼニーツは人生のピース 山の経験ゼロ、大阪在住、そんな私が京都ゼニーツで、“ごきげん”でいられるのかをお伝えしたいと思います。人として、親として、家族を最優先にして過ごしてきた私にとって、バドミ ントンに没頭していた時は、心身ともに充実する時間であり、その姿は周りから見ても、“ごき げん”のようであった。

しかし年を重ねるにつれ、思うようなパフォーマンスができずストレス を感じるようになり、他の種目では”ごきげん”になれないだろうかと思いあぐねていた。小さい頃は山の近くで育ったこともあり自然と足が向き、その時間を楽しんだが、次第に物足りなさ と、山の経験ゼロが引き起こすであろう過ちや危機感を懸念していたので、一緒に歩ける仲間を 見つけたくてクラブ所属の検討を始めた。まず在住地域の複数のクラブにビジターとして参加し たが、そこには私の求めているものに出会わず途方にくれ、インターネット検索を続けた結果、 京都ゼニーツがヒットした。

自分がやりたいと思ったことは、まずやってみると考える性格も相 まって、すぐビジターとして参加したところ、そこで見て感じたことは、 【この人達なら命を預けることができる】であった。もちろん自己責任で登山することは理解し ている。しかし今後の活動にまで想いをはせ、厳しい判断を求められる状況に遭遇した時に一致団結することが大切、それを垣間見たのである。余儀なくコースを変更することになったが、ワン マンでなく、変更の選択肢の共有、意見聴取、検討、選択を参加者全員で行い決定した、変更後 はリスク回避のために一層の危機感を持って歩くという確認がなされたのである。これが私が求めていた信頼関係構築の大きなポイントである。

さらに会長の危険を悟らせる言葉がけ、無事に クリアできる手助けやヒントなどの気配りや目配りが深く、また魅力であり、そばにいて見よう 見まねで学びたいと思ったことも入会を後押しした。所属して5年になるが、山の中で非日常的 なことを経験することで不自由のない毎日の生活に感謝、諦めず歩みを続ければ必ず目標に到達、 そのしんどさの経験が人とのかかわりに深みを帯びるなど私の人生は豊かになった。

よく働き、 余暇を楽しみ、未知の世界を学び、人とのあたたかさを感じる、こんなパッチワークのような人 生って素敵と想う私は、京都ゼニーツと言うピースとともに、これからも“ごきげん“でいたい と思う。

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