二上山,屯鶴峯

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山  行  日 2024年12月22日(日)
山名・山域
・県名
屯鶴峯154m~二上山 雄岳517m・雌岳473.9m~竹内街道(日本最古の官道)
金剛葛城山系/大阪•奈良
難易度目安 コース定数=23
歩行時間:7時間31分  
歩行距離:12.2km
累積標高差:↑658m ↓659m
※コース定数は、鹿屋体育大学・山本正嘉教授により定義づけられた登山コースの指標。「歩行時間」「総距離」「累積標高差」の3つの要素から算出され、1~100前後の数値でコースの体力的難度を示しています。
目      的 先頭を交代しながら読図 グループ登山
形      態 日帰り定例山行
コ ー ス

関屋駅8:20スタート-8:44屯鶴峯北入口-9:38屯鶴峯-9:52ダイヤモンドトレイル起点石ー10:14ダイヤモンドトレイル北入口-12:02ダイヤモンドトレイル分岐-馬の背-13:20雄岳-馬の背-13:20雌岳-14:10竹内峠-上池-14:55綿弓塚-15:30磐城駅

メンバー 9人
天      気 曇りのち一時雪
交通手段 公共交通機関
装      備 日帰り基本装備
入      浴 なし

 

奈良盆地の北西部に位置する二上山は雄岳と雌岳が寄り添った双耳峰。三角点は低いほうの雌岳(473.9m)だけにある。万葉集にも名を記し、桜の季節には多くのハイカーが訪れる。が、12月に行くには何かプラスαが欲しい。そこで、一度見たら忘れられない灰白色の岩層帯の屯鶴峯と、日本最古の官道(国道)の竹内街道を前後に組した。

寒さも雨も覚悟して曇天の下、関屋駅をスタート。屯鶴峯(どんづるぼう)の入口はフェンスとの隙間を1人ずつ、すり抜けて通った。非常に分かりづらい。県指定天然記念物の屯鶴峯は、鶴が屯(たむろ)している奇観のため優雅な名がついたらしい(が、地下壕は昭和の戦争遺跡として今でもひっそり佇んでいる)。

二上山へは階段が続く。山頂までは分岐がいくつもある。迷わずに登頂できた。が、地形図上に記された分岐を全て確認することは難しかった。山頂手前の東屋で昼食後に雪に見舞われ、このまま降り続く気配に皆一様にトーンダウン。雄岳を断念して雌岳だけ行く提案をしたところ、先頭を担ってくれたメンバーが、端折らずに両峰に行きましょう!と威勢よく声をあげてくれた。なんでも言い合える関係性は心強い。

グループ登山の心得を意識して、事前に歩行距離約12kmを6つに分け、読図しながら先頭を歩くことをメンバー各々に託して良かった。そのお蔭でリーダーの当日の負担は随分と軽くなり、全体に目を配りながら殿(しんがり)を歩くことができた。

 

 


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