山行日 2023年10月31日(火)
山名・山域・県名 頭巾山 871m : 福井県おおい町
目  的 紅葉鑑賞
形  態 日帰りハイク
コ ー ス 野鹿の滝(9:03)→頭巾山登山道入り口(9:52)→頭巾山(11:25)→頭巾山登山道入り口(13:31)→野鹿の滝(14:10)
メンバー 6人
天  気 晴れ
交通手段 自動車
装   備 日帰り基本装備
入  浴 濱の湯

 

頭巾山は、仲間から教えていただいた山で南丹市美山町と綾部市と福井県大飯郡おおい町にまたがる標高871メートルの山です。頭巾山の山名の由来は、遠くから見ると山容が修験者の被っていた「ときん」に似ているところから名づけられたと云われています。弘法大師の雨ごいの祈とうも行われた古くからの水の守り神で、水不足のおりには近在から参詣する人があとを絶たない信仰の山です。毎年4月には山麓の3市町村から多くの人が参拝し共同で祭をおこなっているとのことです。
山中には府内有数のブナ林、シャクナゲの古木等の自生地として知られています。またカモシカ等の大型哺乳類も生息する等貴重な自然を有しています。登山道は3箇所あり、主は福井県側の名田庄の納田終からと京都府綾部市の奥上林・古和木からのコースがあります。今回も、福井県側の名田庄の日本海側から登ることにしました。

車を駐車した場所は、落差30メートルの野鹿の滝近くの駐車スペース車を止めました。
この滝は下山後立ち寄ることにし、山の紅葉はどうだろうか?楽しみにしている頂上からの若狭湾や青葉山ちゃんと見えるかな?
曇ったり霞んだりは地域柄いつものことなので多少不安をかかえながら登り始めました。

当日は快晴で、林道を1.2km詰め、川を渡渉し登山道に取り付きます。急斜面の細い道をジグザグに登っていきますが、この道の下山が少し心配になります。
以後、平坦な道、急な斜面なかなか変化があり楽しく、シャクナゲやイワカガミの花の時期ならきれいだろうと想像がつきます。

11:30に山頂に到着。山頂には祠が祀られており、信仰の山の雰囲気が伝わってきます。
山頂から若狭湾青葉山や日本海くっきり見え、山の斜面の木々は鮮やかに紅葉しグラデーションの絨毯のようで満足々々。

たまにはこんな自然を満喫する山行もいいですよね。

参加のみなさんの協力があっての山行とつくづく感じました。






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