大御影山、大谷山、寒風

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山行日 2023年11月25日(土)
山名・山域・県名

高島トレイル(大御影山、大谷山、寒風)

福井県三方郡美浜町、滋賀県高島市

目的 11月定例
形態 日帰り山行
コース ビラデスト今津〜展望広場〜分岐〜大御影山〜分岐〜大谷山登山口〜石庭下山口大谷山〜寒風〜西山林道出合〜マキノ高原温泉サラサバス停
メンバー 10名
天気 雨、霰、雪、曇、時々晴
交通手段 車、タクシー、電車
装備 日帰り基本装備、防寒対策
入浴 なし

会全体の定例を担当させていただくのは2回目となった今回、前回同様行き先・コース・アクセス方法等々色々と悩みましまが、春の総会で、

「定例は何か『テーマ(目的)』を持って企画を立てるべき」

とご指導いただいた事を思い出し、今回はそこを軸に企画を立てました。

私がこの定例で立てたテーマは、

『ロングコースを歩くのに適した季節に、関西を代表するロングトレイルである高島トレイル上のやや長めの距離を、メンバー全員で協力して歩き切る』

テーマは立てたものの、それを遂行するには懸念材料がありました。

それは日が暮れるのが早いという事。

この日の滋賀の日没時間は16時45分、この季節の気温に関してはロングコースを歩くのに適しているものの、日本の適温シーズンは日が短いというジレンマが同時に存在します。

そのためメンバーにご協力いただき、集合時間を1時間早め、登山開始時間を30分早めるよう計画を変更。しかしそれでも全16km以上、標準コースタイム8時間強の行程を日没までに歩き切ろうと思うと、決して余裕があるとは言えません。

事故を避けるために、下山時にペースを上げたり焦って歩く事がないよう、登りで一定のペースを保ち、必要以上の休憩を取らず極力タイムロスを無くすよう、メンバーにご協力を仰ぎながらの山行となりました。

お陰様で、コースタイムを少々オーバーしつつも暗くなる前に下山でき、またコースタイムから大幅に遅れるようなら割愛しようと考えていた大御影山登頂も、予定通りに果たせました。メンバー全員で計画していたコースを無事歩ききる事が出来、大変嬉しく思っております。

山行中の天候および天候のコンディションについては、下界の天気予報では早朝には雨が上がる見込みでしたが、登山開始時はまだ雨が残っており、それが途中霰に変わり、また大御影山付近では雪のチラつく場面も。何より、展望台前後からはしっかり道に雪がついており、前夜の下界での雨予報は、山頂付近では雪であった事が見て取れました。

山の天気、殊に日本海側の天気に関しての認識、想定が甘かったことを痛感した次第です。今回雪のある山を歩くことが初めてのメンバーもおり、事前に防寒対策を促してはいたものの、細やかな指示を発信出来ていなかったことに猛省。配慮が足りていなかったことを申し訳なく思います。

結果的には大御影山付近では雪景色を、大谷山、寒風を繋ぐ稜線上ではでは雨上がりの美しい眺望にも恵まれ、盛りだくさんの山行となりました。

今回の山行が無事に成功したのは、ひとえにメンバー全員の協力があったからこそ。今回ご一緒してくれた皆様に心から感謝申し上げます。

 

 


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