春の定例の日本海シリーズ 今年も昨年、一昨年同様に私の生まれ故郷の近くの山の一つ「大江山」を計画しました。
大江山は、丹後国と丹波国の境界、現在の福知山市、加悦町、大江町の境にそびえ丹後山地中央に位置する緩やかな起伏の美しい曲線美を持った女性的な山です。
二等三角点のある千丈ヶ岳を大江山といっていますが、赤石ヶ岳、鳩ガ峰、鍋塚を含めた普甲（ふこう）峠から与謝峠までの峰々の総称が大江山です。

鬼退治の伝説が有名で、都の姫をさらっていった酒呑童子（しゆてんどうじ）を、源頼光と四天王が退治するという御伽草子の舞台となっていますが、史実はともかく、悪役の鬼が大江山では主役となっています。

登山ルートは色々あるのですが、今回は酒呑童子伝説が残る大江のパワースポット的存在の鬼嶽稲荷神社からスタートし、私的には可能であれば航空観測所を目指せたらと思っていました。
木の階段の急登が続き千丈ヶ嶽山頂に到着。山頂は広々としており展望も良くて、360度ぐるーっと見渡せました。
その後、鳩ヶ峰を経由して鍋塚山を目指します。アップダウンのある快適な稜線を進み鳩ヶ峰、鞍部に下りバイオトイレで休憩の後、鍋塚山に到着です。眼下には与謝野町の街並み、遠くに日本海や一昨年に登った青葉山を望むことができました。

当初、私的に考えていた航空観測所には時間がタイトであったことから、本日の行程は鍋塚頂上までとしました。
昼食を終え往路を戻りほぼ予定通りに鬼嶽稲荷神社に帰ってきました。
今回は、大江山トレイルの一部を歩きましたが、ルートも整備され、景色もよく、快適な縦走路で、誰もリタイアすることなく鍋塚山のピークに立つことがてきました。

数日前まで雨の心配をしていましたが当日は晴れ渡り初夏のような天気となり、リーダとしてはラッキーでした。
メンバーには運転や車を出しを協力していただき、今年も無事定例を終えることができました。