山行日 2015年7月19日(日)
山名・山域・県名 比良山系;小女郎ヶ池~蓬莱山~打見山
目的 比良全山縦走第2回、コースリード練習
形態 日帰り山行
コース 7:47出町柳―8:34下坂下バス停―9:27坂下バス停―9:37坂下登山口―12:19小女郎ヶ池―13:20蓬莱山―14:01打見山―17:02JR志賀駅
メンバー CL:K村、Y村、O濱、S古、S木、S字、N泉、H開、M本、F本、M上、Y村f、M岡、K嶋、M元
天気 曇り
交通手段 公共交通機関
装備 日帰り基本装備
入浴 無し

今回比良山全山縦走の第2回目ということで、比良山系の西側の坂下集落から小女郎ヶ池を目指し、蓬莱山を越えて志賀駅に下るコースを設定しました。
体験参加も含めて15人の参加となり、ゼニーツでは珍しく思いのほか大人数となりました。
出町柳組は8:34に下坂下バス停で降り、坂下バス停まで戻り、堅田組の江若バスの到着を約30分待ちました。9:27時間どおりに江若バスが到着し、準備を整え出発。
登山口前の家の煙突からは煙が出て落ち着いた雰囲気です。近畿自然歩道の標識を見て川沿いに下って行き、安曇川に掛かる橋を渡ると小女郎ヶ池の標識が小高い所に立っています。サカ谷にはコンクリートの堰堤が三段続きで見えます。左岸には踏跡が見て取れ、谷を遡って行くと更に堰堤が次々と現れ、6つ目の石組みの堰堤で右岸に渡渉、以前に来た時は丸太を組んだ橋が掛けられ難なく渡渉できたが、昨年の豪雨で流されてしまったのか。昨日の雨で水量が多く渡るのに少し苦労した。
渡渉後はスギ植林地の急坂を尾根稜線まで登りますが、倒木が多く乗越えたり、潜ったりしながら通過します。尾根に乗る当たりに小女郎ヶ池、サカ谷・坂下の標識があり折り返しV字ターンで南東へ上ります。平坦路になりしばらく歩くと二つ目の標識が見えます。この先スギ植林から離れ雑木林に植生が変わり、やがて広い尾根に出る。赤い太いテープがはっきり行き道を導いてくれます。天気が良ければ気持ちの良い雑木林であるが少し厚めの曇り空になりつつある。多数の小石のある青ガレ脇を通ると,道は大きく左へカーブして東へ向かう緩い坂道になる。
少しの九十九折道の次は、右手に谷を見て東に向かった後は二度目の急斜面。ここでもスギ植林地の急坂を上り、尾根の乗り換えになる。P964につながる尾根から周囲の山を見ると北と西の山は既に時雨れて雲に覆われている。風が強くガスも出てきた。左に雑木、右にスギ植林を見て坂道を上る。小ピークを越えてやがてP964の右手(西側)の巻き道を越えると南東に方向を取り尾根を上りきると小ピークとなる。蓬莱山方向は完全に雲の中です。南西の尾根道に行くと緩やかな上りから平坦な道になりササが目立ち始める。南へ下ると小女郎ヶ池の南端に出た。山道が大きく掘り起こされて荒れている。イノシシの荒業であろうか。風も強いことから写真だけを撮り、蓬莱山山頂に向かう。天気であれば稜線から眼下に琵琶湖が見えるはずだったが残念。蓬莱山山頂にたどり着くと、ガスと強風。山頂近くの小屋に潜り込み昼食とした。こんな小屋があるとはこれまでは天気が良かったので気付かなかった。
食後も天候は回復することなく打見山からキタガタ道を下り17時過ぎにJR志賀駅に着きました。
体験参加の方もおられたのに天候が悪く少し残念でしたが、自然の厳しさを味わえたし、これもまた山です。
第3回比良全山縦走は、次の人にバトンタッチをします。
                                                  (K村 記)


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