山  行  日 2024年10月27日(日)
山名・山域・県名 高室山(818m):鈴鹿山系 滋賀県多賀町
形  態 日帰りハイク
コ ー ス

佐目自然公園(8:28)→十二相神社(8:33)→遠久寺(8:41)→南後谷登山口(9:07)→高室登山口(10:47)→高室山(11:19~12:08)→高室登山口(12:29)→十二相神社(13:24)→佐目自然公園(13:26)

メンバー 9人
天  気 曇り
交通手段 自動車 2台
装   備 日帰り基本装備

高室山は鈴鹿山脈北部の霊仙山の南,御池岳の北東に位置するマイナーな山で、1000mに満たない山ですが360度の好展望ということで今回計画しました。

湖東三山スマートICで高速を下りR307を北上し、多賀大社前交差点を右折して国道306号を東へ向い佐目自然公園駐車場に車を駐車させてもらいました。
準備を整え駐車場を8:30に出発,トイレ横の階段を上がると登山ポストと高室山の標識が立っています。杉林に入るとすぐに高室山の登山口がありました。
ヤマレコなどで登山記録を調べると、ここからピストンで登っている登山者が多いようですが、今回はピストンではなく佐目集落から時計回りに周回する計画なので、この登山口をスルーして直進しました。
すぐに十二相神社があり、境内を通り抜けると十兵衛屋敷跡がありました。十兵衛というのは明智十兵衛光秀のことで、湖東にある多賀町では“明智光秀 多賀出身説”が持ち上がり、光秀のルーツは多賀にあり!”との説があるようです。
幼少の明智光秀が十二相神社で遊んでいたともありますが真偽のほどは定かではありません。

山間の佐目南後谷集落を抜け登山口に入ります。水道設備の脇をかすめるとかなり頼りない道。水のない谷沿いに急登していきます。谷から左に折れるとはっきりした登山道になり、ジグザグで等高線の詰まった道を抜けると平坦な台地状のようなところに飛び出し一面の植林地帯でした。さらに進むと林道に合流し、車のタイヤ跡もあり、平坦な地形なので植林等の山仕事の車が入ってきているものと推察されました。
下山口をやり過ごし林道から“タカムロ山”の案内板により右に高室山への登山道に入っていきます。
緩やかな勾配を100mほど登ると程なく山頂に到着しました。山頂は広く,霊仙山と同じくカレンフェルトの岩が多く点在し、樹木が全く無いので展望は素晴らしいの一言です。
ただこの日は北の霊仙山、東の御池岳の稜線にはガスがかり全容は見ることができず少し残念でした。
この山は展望がいいのに認知度が低いのは周辺の鈴鹿山系の個性の強い山々と比べると牧歌的で存在感が希薄なのが不人気の理由なのかなとも感じてしまいました。
下山道は歩きやすく快調に進み、13:25に出発地点に戻りました。

今回、少し天候を心配していたのですが、雨に降られることもなく青空も見え穏やかな秋を満喫することができた1日でした。

 

 

 

 


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