山行日 2023年7月29日(土)〜30日(日)
山名・山域・県名 槍ヶ岳(3,180m)北アルプス
目的 7月定例
形態

金曜日夜発 土曜日未明から山行開始
槍ヶ岳山荘小屋泊

コース

往路、新穂高温泉〜槍平小屋〜槍ヶ岳
復路、チーム分けを行い希望者は、朝4時半出発で双六、鏡平、経由の新穂高温泉
残りは、ピストン。下山後合流

メンバー

9人(車2台) 体験山行不可

天気 荒天中止
交通手段 山科駅23時集合 
装備 小屋泊装備、ヘッドライト、ストック2本、初めて槍ヶ岳の方はヘルメット、登頂時の手袋、行動食、多めの水分、雨対策
入浴 新穂高温泉
7月の定例 槍ヶ岳の報告です。

参加は男性2人女性5人

今回の定例は、今までに前例のない小屋泊での山行となりました。そのため、小屋泊だからこそ出来る山行(コース)を考えました。

槍ヶ岳を考えるにあたって、従来は2泊3日のコースであるが小屋泊を利用して、1日で槍ヶ岳まで登頂し、2日目は各人のレベルに応じて西鎌尾根歩きとピストンで下山の2チーム分けで計画しました。

初日のコースは、新穂高温泉~右俣コース~槍平小屋~分岐点~槍ヶ岳。4時新穂高温泉スタートでヘッドライト装着です。しばらく林道を歩き登山口に6時着、ここからが本格的な登山の開始です。

槍平までは濡れた岩場歩きで滑いやすいかわりに日陰で体調的には楽であった。しかしピストンとなると濡れた岩場は嫌なコースだなとメンバーで話しながら槍平小屋に8時に到着。ここから槍ヶ岳までが激登りで皆ストックで体重移動しながら何とか登り切り槍ヶ岳山荘に12時に到着。そこから、槍ヶ岳初のメンバーを先頭にアタック開始。天候も青空が出始めて登頂時にはほぼ晴天で無事に登頂成功。憧れの3180mで約10分の贅沢な時間を堪能する。

槍を降りてから翌日の打合せをするなかで、ピストン予定の2人を説得?して健脚者コースに乗り換えに!

槍ヶ岳山荘から、鏡平山荘が遠くに見え明日あそこに行くのかと皆で話しながら、計画したものの凄い距離歩く必要があるなと内心ヒヤヒヤしてその日は就寝。(初日は14㎞の移動、獲得標高2250mとなりました)

2日目のコースは、槍ヶ岳~西鎌尾根~双六~新穂高 。下りメインだが19㎞の移動であり、また早朝の4時20分にヘッドライト装着で出発。

早朝で少し寒いもののこの日は、雲一つない晴天!西鎌尾根のお花畑と穂高連峰を近くに見ながら双六小屋に、この4時間は景色に圧倒されてメンバー全員疲れ知らず!(ピストン予定の二人も元気で安心する)

双六小屋からは、新穂高温泉に下山のみだが、途中の鏡平小屋でのかき氷を楽しみにメンバー全員再スタート。鏡平小屋でかき氷を食べながら、みんなほんまに槍からここまで歩けたんや!と感無量。

新穂高温泉には14時着で予定通りの工程で下山出来たことにメンバー全員に感謝致します。

非常に恵まれた天候ではありましたが、2日で33㎞の山行は今後の自信になると思います。

(K山 男性 記)


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