山 行 日 | 2025年4月5日(土) |
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山名・山域 ・県名 |
鷲峰山(じゅうぶさん) 笠置山地北部 京都府 |
コ ー ス | 原山の駐車場(8:40)…登山口…金胎寺…行者辻…行者巡…行者辻…金胎寺…空鉢峰(682m)…登山口…駐車場(16:30) |
目 的 | 岩登りの練習 |
交通手段 | 車2台 11人 |
装 備 | 日帰り基本装備 他にヘルメット、手袋、カラビナ、スリング |
入 浴 | なし |
岩登りの練習を目的に自身初の定例を金胎寺の行場で企画しました。金胎寺は宇治田原町と和束町にまたがる鷲峰山の山頂にあり、行場はそこから30分歩いたところにあります。「今日は行場を練習の場としてお借りするのです」という先輩からの一言で気が引き締まり本日の目的を再確認。(リーダーとしてこういうことが言えるようなりたい!)
登山口まで穏やかな茶畑の中を歩き登山道へ。お寺までは東海自然歩道上で整備されてますが、行場の辻から様子は一変します。滝の所まで一気に200m下るところは終始落葉で埋め尽くされずるずる滑るし、片方が崖の狭いところもありとても神経使いました。五光滝の所でホッと一息昼休憩。さてここから本番の岩登り開始。護摩壇、鐘掛、小鐘掛、平等岩と名のついた4カ所の岩を通過して登り返しますが、逆回りは危険な為必ず時計回り。よって引き返せません。護摩壇は難なく通過。鐘掛は右に巻き道あり、でもここは練習!設置されてる鎖を使い、出してもらった補助ロープも使い通過。私はここで上でロープで引っ張る経験をさせていただきました。次の小鐘掛、ここが一番の難所でした。下からは見えないのですが最後の岩を上がるところは女性のリーチでは足が届きにくく、ここでもビレイしてもらいへばりつくようになんとか通過。平等岩は真っ平で足の引っかけるところなく苔もついていて誰も登ってない様子、迂回路で通過。終始、安全確認しながらゆっくり確実に進んだので時間があれば行きたかった一等三角点の釈迦岳には行くことはできませんでした。
一日振り返れば岩を登れた達成感はもちろん、途中転倒された人の処置やビレイ確保なしでは厳しかったことなど、グループで行くことの心強さ・ありがたみを再認識でき大変有意義な山行になりました。リーダーとしては声掛けのタイミングや目配りなど反省点が多く今後の課題にします。