山  行 日 2025年1月13(月)
山名・山域
・県名
野坂岳(△913.3m)  敦賀 福井県
形  態 雪山登山
目  的 雪山々行を楽しむ。
ワカン行を楽しむ
コ ー ス 山科駅ー湖西道路ー野坂いこいの森登山口ー一ノ岳ーニノ岳ー三ノ岳ー山頂
交通手段 マイクロバス
メンバー 9人
装      備 雪山装備
ワカン アイゼン
ストック 手袋2双
帽子 ネックウォーマー スパッツ など
あればピッケル 雪スコップ
風 呂 なし
1月平日山行グループの企画は福井県敦賀、雪の野坂岳山行。
 
1月13日(月)の前週木曜日、金曜日は日本海側、北陸は大荒れ大雪だった。当日も滋賀県の保坂峠から福井県敦賀へ入る国道は道路が凍結し、車体の下からはガラガラ音が聞こえる。対向車とすれ違う時は、融雪スプリンクラーからの水がバサッ〜とフロントガラスにかかる。
 
登山口野坂いこいの森に到着が1時間ほど遅れた。
駐車場に着いても新雪でなかなか駐車できない。雪スコップで雪のかき出しを手伝う。雪でスリップするので、また車に乗って重しになる。
 
地元の方に尾根道か谷道か尋ねると、登山道の谷道にしっかりトレースがついているとのこと。谷道を歩きだす。9:50
 
歩きだして、メンバーの1人が風邪気味だったが、体調が戻ったので参加したが、雪道を歩き出すとやはり調子がよくないと下山された。
 
企画リーダーの自分も年末年始にインフルエンザにかかり、歩く練習をする機会がなかった。歩き出すとやはり冬山道具が重く感じる。元気なメンバーに雪スコ、アイゼンなどを持ってもらう。
 
雪山の登りはキックステップで蹴り込んですすむ。
ゼニーツの仲間に加えて今回は登山学校のスタッフ、コーチも参加された。雪山についていろいろ教えてもらう。
先ず休憩場所はできるだけ大きな木が生えているところ。雪崩が起きにくい。木の生えていないところは雪崩が起きやすいので衣服調整などの休憩地にしないなど。
 
先頭を変わりながら進んでいく。先頭に立つとつい歩くのが速くなりがち。後ろのメンバーの歩く速さに気をつけて進む。
 
尾根道に乗ったところで、つぼ足からワカンを装着した。その時も必ず手袋をして装着するようアドバイスされる。もっと高山で気温が低ければ、金属のワカンやアイゼンに指がくっついたら離れなくなるので、必ず手袋をして装着するように教えてもらった。まだまだ上手くできないので、次の雪山までに家で手袋をはめて装着するよう教えてもらった。早く装着できれば、雪山がもっともっと楽しくなると。
 
ワカンを履いたら、トレースがしっかり付いているところでなく、ふかふかな新雪を歩いた。とても気持ちが良かった。
 
山頂から降りて来られた方から、山頂は強風でガスガスとのことを聞く。山頂まで行くのを諦め、昼休憩は谷道から尾根道に変わり、100mほど登った所でとることにした。12:30
 
ワカンを外して、皆で手を繋いで新雪を踏み固めていった。雪山でテントを張る時にそうするそうだ。そして風向きを考え出入口を決めるそうだ。昼休憩の後30分程、滑落停止訓練をした。日頃なかなかできないので、良い機会となった。13:00
ピッケルの打ち方、脇の締め方、斜度でスピードが出た時の回り方などなど丁寧におしえていただいた。滑落停止訓練の後、皆でザックを背負ってその急坂を降りた。滑落停止訓練をした急坂はあまり怖くなくなったいた。むしろザックザックと勢いつけて降りて行けたことが嬉しかった。
下山15:04
 
大雪で到着が遅れ、自分も含め風邪などの体調不良もあったが、ふかふかの新雪をワカンで歩いたり急坂を滑落停止訓練で降りたりして楽しむことができた。
 
そして何より新雪の積もった木々の間から見えた敦賀半島の雪の西方ヶ岳、雪で真っ白な敦賀の街なみ。そしてその奥に拡がる深く青い冬の日本海。
息を呑む程美しかった。
 
ぜひまた雪の野坂岳の山頂目指して再チャレンジしたいと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

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