山行日 | 2019年9月30日(月) |
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山名・山域・県名 | 八甲田山 1585m |
目的 | 紅葉の八甲田の湿原を歩く |
コース | 酸ヶ湯公共駐車場6:23→仙人岱7:44→八甲田大岳・小岳・仙人岱 分岐7:50→鏡沼8:20→八甲田大岳8:28→大岳鞍部避難小屋9:03→毛無岱分岐9:45→上毛無岱休憩所9:57→毛無岱の階段10:08→下毛無岱休憩所10:17→城ヶ倉分岐10:44→酸ヶ湯温泉11:00 |
メンバー | K村(単独) |
天気 | 晴れ |
交通手段 | 車 |
装備 | 日帰り基本装備 |
入浴 | 酸ヶ湯温泉 |
八甲田山(はっこうださん)は、「八甲田山」と名がついた単独峰が存在するわけではなく青森市の南側にそびえる大岳(標高1,585m)を主峰とする18の山々からなる複数火山の総称です。
八甲田山は過去2回登っていますが山頂の大岳はいずれもガスで視界が無かったので3回目に挑戦しました。
前日に道の駅「奥入瀬」で車中泊をし、翌朝、酸ヶ湯温泉駐車まで車を向けました。
今回も酸ヶ湯温泉から反時計回りに周回することにしました。
登山口は駐車場から道路を渡ったところに。「薬師神社」と書かれた鳥居から入っていきます。序盤は視界の無いブナ林が続くゆるい坂を登っていきます。少し登ると一面草木が枯れたところに出ました。火山性ガスが発生し植物が枯れています。「火山性ガスに注意」と書かれていました。
ガレ場に出て、そのガレ場の沢を登っていきます。登りきると仙人岱湿原の入口で木道が敷かれています。木道を中央まで進むと、八甲田清水と言う水場がありました。飲めるみたいですが飲むのは止めました。
正面になだらかな小岳が見えます。登山道は北に回り込み大岳に向けて登っていきます。大岳より高い山は無いため展望は素晴らしく、南には硫黄岳が見えています。鏡沼の横を通り山頂に至りました。山頂は360度の大パノラマでした。青森市内やこれから歩く毛無岱の湿原も眼下に広がっています。下りは毛無岱を経由して酸ヶ湯まで戻ります。10分で大岳と赤倉岳の鞍部の大岳ヒュッテに出ました。薪ストーブもある立派な小屋です。小屋の前からは赤倉岳経由でロープウェイ駅へ伸びる道を分けて、毛無岱へ。徐々に色づく木が増えてきました。
しばらく歩くと樹林が切れ、湿原に出ます。ここが上毛無岱。尾瀬のように所々に池塘や休憩所があり、ゆったりと湿原を眺めることができます。上毛無岱から下毛無岱への長い階段に出ます。ここから見下ろす下毛無岱が圧巻です。パッチワークのように色が渦巻いています。
下毛無岱を抜け樹林帯に入り酸ヶ湯温泉まで下りました。
今回は天気も良く紅葉の八甲田山を堪能することができました。