山行日 2013年7月13日(土)~15日(月)
山名・山域・県名 常念岳(2,857 m)~大天井岳(2,922 m)~燕岳(2,763 m)
目的 テント泊縦走
コース

【7/12】
20:00JR山科駅…名神東IC…安曇野IC…1:30しゃくなげ荘無料駐車場(仮眠)

【7/13】 
4:30起床=5:40出発タクシー(4400円)…6:00一ノ沢登山口~9:37胸突八丁~11:23常念乗越~11:40常念小屋(テント設営)~14:42常念岳(途中撤退)~15:45常念小屋

【7/14】 
3:30起床=5:30常念小屋出発~9:00大天荘~9:30大天井岳~9:50大天荘~10:28喜作レリーフ~12:05大下りの頭~12:42蛙岩~13:10燕山荘~14:10燕岳~14:50燕山荘(テント設営)

【7/15】 
3:30起床=4:45燕山荘出発~5:30合戦小屋~7:45中房温泉(入浴一人700円)…8:30タクシー(一人1200円)8:55しゃくなげ荘無料駐車場…10:00スイス村…11:05北アルプス牧場…安曇野IC…名神大津IC16:00…16:30JR大津京駅解散            

メンバー CL:О山、Y里sy(SL)、Y里sa(食当)
天気 曇り、雨
交通手段
装備 テント泊装備、軽い食糧
入浴 中房温泉

7/12 担当のO山さんが思いを寄せていた常念岳へ行くことに。
実現出来る様に私達も協力する事になり、コースは担当者と相談しながら進めていく。まずは、念願の常念を攻めて表銀座を逆から縦走し最後に中房温泉で入浴する計画。
深夜、しゃくなげ荘無料駐車場に到着し仮眠をとる。車が狭かったので一人ヘッドランプと寝袋をもって「八面大王」足湯のベンチで野宿をしたが、蚊に睡眠妨害されて熟睡できなかった。
その後、車は続々と到着し4~5台程度だった車は出発時にはほぼ満車に。

7/13 予約したタクシーに乗り込み林道最終地点のヒエ平に到着。一ノ沢には雪渓が少し残っていたが沢沿いのルートは水の補給に不自由しないのが良いところ。胸突き八丁を登りつめ常念乗越に突き上げると強風が吹き荒れている。テント設営にも苦労するほどで、無人のテントを放置して常念岳にアタックするのは無謀だと思い留守番することに。女性達のみで出発する。次第に雨が降り出しテントは右へ左へ流されて物凄い動き方をしている。下山予定時間を一時間過ぎても帰ってこない女性二人が気になりテントを離れ迎えに行くが登山道を歩く姿を発見して一安心。聞くところによると凄まじい強風の為、山頂直下であきらめて下山してきたとのこと。

7/14 翌朝も悪天候で稜線に出ることを躊躇するが山小屋の主人の話では雷の心配はない様なので悔いを残さないため決行する事に。横通岳から東天井岳までの間、吹き荒れる風に暴風姿勢をとりながら少しずつ前に進む。途中で若い女子だけのパーティーが立ち往生しているのを見かけるが、過酷な状況に挑む姿に対してとても感心した。大天荘に到着するころには土砂降りの雨が降りストーブにあたり休憩をとる。とりあえず大天井岳に登るが山頂にいたのは1分足らずで即下山。大天荘を下り通常の大下りを逆に登り返す。担当のO山さんは重い荷物を担ぎ単独の男性を追い抜きそうな勢で登りきり大下りの頭で一息いれる。ここは絶好の休憩ポイント。燕山荘に着くころには青空が少しだけ見られるがテント場の敷地が狭いので私達の4~5人用のテントは残雪の上にしか張れなかった。また、女性達二人は雪の上で寝るのは初めて。出来るだけ熟睡出来るように指導したがそれでも少し寒かった様子。

7/15 中房から始発のバスに乗ろうと予定より早く燕山荘を出発。帰ると決まれば足取り軽く途中で綺麗な虹のサプライズ もあり中房温泉で気持のよい早朝入浴を済ませて下山。安曇野市内で食事をして北アルプス牧場に立ち寄り無事帰宅。天気は今一つでもそれぞれ良い経験になったと思う。

追記・・・担当のO山さんは常念岳山頂まで行けなかったことが悔しくてもう一度チャレンジするそうです。

                                               (Y里)


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