西山連峰トレッキング

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山行日 2014年10月12日(日)
山名・山域・県名 天王山~ポンポン山~小塩山~大暑山~沓掛山
形態 日帰り山行
コース 6:15JR山崎駅発…6:50天王山…8:50楊谷寺…10:05釈迦岳△…10:35ポンポン山△…11:35大原森林公園森の案内所…12:25小塩山(淳和天皇陵)…13:15大暑山…14:30老ノ坂峠R9…15:50沓掛山…唐櫃越…17:15京都トレイル西山№51…17:40阪急上桂駅
メンバー 雅(単独)
天気 曇り時々晴れ、終日風あり
交通手段 公共交通機関
装備 日帰り基本装備
入浴 無し

  10月の体育の日が絡んだ連休だというのに、またまた大きな台風が近づいて、少し遠出して紅葉見物へでも、という意欲が誰からも削がれてしまった。それに加えて、またまた急だったので、誘い掛けに対して慈悲深く応えてくれるメンバーもなし(これは自業自得)。しかし今回はどうしても動きたかったので、一人で嫌ほど歩く事にした。

 手に入れてから気になっていた『西山連峰トレッキングマップ』の赤いラインを、この目で確かめてみる。今まで部分部分は歩いているけれど、知らないルートもまだまだある。

 眺めたり、写真を撮ったり、メモったり、迷ったり、読図したりして、結果的に11時間半歩きに歩いた。長い行程だったので詳しくはとても紹介できないが、所々ビューポイントもある。慣れていない角度から、長岡京、向日、京都を見降ろすのはなかなか新鮮で面白い。

 歴史深い土地でもある西山は、旧道と新道が交わり重なりしている。私の辿った南から言うならば、天王山縦走路~西山古道~大阪環状自然歩道~東海自然歩道~大原野森林公園西尾根ルート~小塩山取り付け道路~老ノ坂峠~唐櫃越、などが次々とバトンタッチする。それらが各々、長岡京、向日、京都の街々へ枝道を落としているから、分岐点が山ほど登場する。また一旦里に降りたり、団地の中を通ったり、また山に戻ったりする。その継ぎ目が難しい。それぞれの道が独自の道標を作ってはいるものの、“西山連峰トレッキングコース”としての一貫した道標ははなく、ここにあったら判り易くなるのにな、と感じた箇所が十数か所はあった。

 是非とも、少しずつポイントポイントで、判り易い道標を設置していってもらいたいものである。

 『京・おとくに 西山連峰トレッキングマップ』(400円)には、他にも町の社寺を絡めた散策コースも紹介され、裏面にはカラ―写真でたくさんの見所が載せられている。山道具屋に置かれているので、一度手に取られたら如何だろうか。

 一度に全部歩くというのはちょっとアホのする事だが、案外近くて遠い西山連峰をじっくり歩くのもいいものだ。尚、今回は善峰寺寄り道ルートと松尾山から嵐山ルートは、体力がないので割愛した。                       
           ( 雅  記 )


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