山行日 2014年10月19日(日)
山名・山域・県名 三石岳 ~横川中堂~坂本:比叡山
目的 10月定例山行
形態 日帰り山行
コース 京阪坂本駅発9:10-階段下9:30-八王子山・牛尾社・三宮社着9:55―コーヒータイム・発10:22―頂上取付10:55-三石岳着11:28昼食―発12:06-横川中堂着13:00-発13:20-下山取付(日本生命慰霊塔)13:40中尾坂ルート-小屋着14:02膝休めー発14:10-横川元三大師堂への道の石碑14:30-下山地・飯室谷 松禅院参堂近道の石碑着14:50-発14:55―西教寺着15:10-発15:30-京阪坂本駅着15:45解散
メンバー CL:S字(担当)、Y里、Y里sa、0西、M本、N泉、N上、S古、Tu、H開  (計10名)
天気 晴れ
交通手段

公共交通機関、車

装備 日帰り基本装備
入浴 無し

(N泉) 珈琲の乾杯で始まった今日の例会とても楽しかった。横川は以前から来てみたかった所で、親鸞、恵信の物語の場所、歴史を感じながら歩いた。また是非来てみたい。

(O西) 八王子山社殿でのコーヒータイム、大人数ならではの賑わいの中、沢山のお茶菓子に囲まれ、眼下に琵琶湖の絶景を望み味わうコーヒーは格別だった。楽しかった。

(M本) 近場でありながら、なかなか出向く機会の無い比叡山。一度行ってみたかった横川にも行け、参加して良かった。八王子山でのコーヒータイム、いろんな国のお菓子が出て来て楽しかった。三石岳山頂への登りはきつかった・・・・・・

(H開) 下見して頂きありがとうございました。観光あり、急登・急坂あり、変化のある山行、楽しかったです。

(S古)  最高のお天気で琵琶湖が美しく、歴史も感じ、ポイントを落としまくっていたおじさん集団や、お花のおばさんなどと出会い、皆でワイワイ楽しい一日でした。 

(Y里sa) 以前定例で行った時の事が、懐かしく蘇って来ました。晴天の中、楽しい雰囲気の山行きで良かったです。

(Y里)  三年前に逆コースの横川から登りました。コースはかなり荒れていましたがその時の事が懐かしい。(2011年の比叡山報告)
(N上) 山肌を必死で登り、とても楽しかったです。

(Tu) 登りの獣道はスリル満点。延暦寺方面でなく、横川方面に行けて良かった。

  
コースタイム
【日帰り山行5時間38分 休憩1時間19分 合計6時間57分】
所要時間
Sスタート地点52分八王子山55分三石岳231分ゴール地点G
通過時刻
Sスタート地点9:02~9:54八王子山10:28~11:23三石岳12:08~15:59ゴール地点G

2週連続台風の次の日曜の快晴。一日だけの活動では申し訳ない複雑な心境も抱えながら
予定通りの活動とする。正面に日吉大社を見、歴史的美観地域の参道を上がり、境内の通過を避け脇道をとる。椿の樹との事、縁結び「連理の枝」を眺め、日吉大社奥宮の裏より八王子山への林道に入る。4/12山王祭の時に神輿が下って来る急坂を、ゆっくり登る。途中琵琶湖を見下ろし広々とした絶景を楽しむ。上り詰めた所が、「牛尾社」と「三宮社」その間に「鏡岩」と言われる大きな岩があり、八王子山はその背後となる。二つの社の間でモーニングコーヒータイムを楽しむ。Y里さんが、奥さんが見るのも初めて「いつ、こうたん?」との、とっておきのテーブルを持参下さった。十人十色の大きさのカップを置くにピッタシ!N上さんスペイン旅行土産、世界遺産の街トレドで買われたマサパンという珍しいお菓子から始まって、ワッフル・バームクーヘン・チョコビスケットと、ワールドなお菓子で幸せなひと時。活動の頭にリラックスタイムを持って来れたのは、近場の里山歩きの気安さといった所、たまにはこんな時間も良いかな。端からリラックスタイム30分の後、少し下り、いよいよ三石岳に向かう。
あの道中で、しっかり白いセンブリの花を見つけるM本さん。気持ちがあると物は見えるんだね。山と関わる自分好み、鳥・花・星ets、互いに何かに興味が広がると良いね。
 三石岳山頂を巻く林道を長く歩くのを避け、途中より山頂に向かう直登コースを取った。我々が八王子山でワイワイやっていた時に登って来られた9人のおじさん達が、前を歩いて居られるのを見、我々は突如姿をかきくらます様に林道脇を左に入る。斜面に沿って上り詰めた所が三石岳山頂。平坦な林道から一変し、暫しの間アドベンチャー気分を楽しむ。動物の白骨や白っぽい蛇に遭遇、驚きや怖さを色々楽しんでいた様子のS古さん。思い返してみれば、この日は、ここからS古さんワールドが始まっていた様である。結構な急登に皆さんも大満足。一気に三等三角点がある三石岳に立った。
 山頂より少し下った広場で昼食。汗が引いていくと寒くなる季節なのに、全く平気で居られる程の暖かさ。太陽は本当に有り難い。ワイワイと山行体験の話で盛り上がる。
 例のおじさん達が来て、確かに後ろを歩いていたはずの我々が先に到着し、昼にしているのを見て、ビックリするのを楽しみに彼らの到着を待っていたが、一向に現れない。進路変更かなあ?と言いながら腰を上げ、後半の活動に入る。
 平坦な林道を少し下り「左、三石岳、右、横川」の小さい看板がある三叉路に立つ。ここが林道を来た場合のポイントである事を説明。暫く行くと、おじさん達が道端で昼寝休憩しておられるのに出会う。何や・・・頂上に来ないと思ったら・・・こんな所で・・・
長い林道に閉口された様子。どうぞ、ごゆっくり!と、言葉をかけ通り越す。滋賀医科大供養墓地・日本生命慰霊塔を通り越し、杉や桧の巨木が目立つ林道を抜け横川中堂に到着。
Y里夫妻が以前の例会で横川に着いた時に出て来た小道はここだ!と、懐かしんでおられた。
お堂を巡り、有名な横川中堂はここなんや・・・と見学。S古さんが「ご朱印もらってはる」の連絡を受けて待つ。何と、西国33番札所の朱印帳に、番外編として立派なご朱印を賜らはった・・・これは珍しい物やなあ・・・と、皆で見せて頂く。
 下山は、再度「日本生命の慰霊塔」まで戻り「中尾坂ルート」を下る。今度は結構な急坂。途中で膝休めの休憩を入れ安楽律院まで。ここより真っ直ぐに降りたら、また長い里道を歩く事になる。そこで、下見で知った近道を行く。再度少し登るがこれは近道。律院より南にとって進む。「飯室谷、松禅院参道近道」という石碑が建つ地点に下り立つ。
「やった・・!」と、背伸びしていたら、例のおじさん達が、結構長い里道を巡り帰って来られた。「こんな所に出られたのか・・知らなんだなあ・・」と、言わしめてしまった。
 ここで、S古さん達は、少し高い所に生えていたツル植物を、取ってくれとせがむ地元のおばさんに捕まり、長く話を聞かされていた様子。そんな交流のあと西教寺へ。今度は、気がつくとS古さん行方不明。確かここまでは一緒やったけど・・・?神隠しはこうして始まるのか?と勘違いするような消え方。皆が探して下さる。直行で寺総務所に行かれ、又して、番外編という「ご朱印」を頂かれた事が分かり、S古さんは、無事保護された。立派なご朱印は、一律300円との事。
思わぬ「ご朱印帳」で、今回のコースを、意外な値打ちに引っ張りあげて頂き、微笑ましく嬉しい思い出が出来た一日となった。想像しなかった演出で、今回の定例を盛り上げてくれたS古ワールドに感謝し、皆さんのお疲れを癒す報告文としたい。(記 S字)

 


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