山行日 2016年5月14日(土)
山名・山域・県名 横山岳:湖北
目的 お花と滝と新緑のブナの森
形態 日帰り山行
コース 白谷登山口~経の滝~五銚子の滝~横山岳~東峰~東尾根登山口~白谷登山口
メンバー CL:M本、H開、Tじ、N泉、S古、O西、N上
天気 晴れ
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 無し

新緑のブナの森に埋もれたくて春の横山岳に行ってきました。横山岳は前回、私がゼニーツに入った2014年の秋に西尾根~三高尾根で会長に連れていただきました。その時もとても素敵な山行でした。

今回はお花の多い白谷コースから、近江界隈ではブナの続く最大のコースとガイドブックにあった東尾根へ。
ずっと歩いてみたかったコースに仲間とチャレンジです。

登山口から足元に春のお花のお見送りを受けて歩を進めます。何度か徒渉を繰り返しながら、経ヶ滝、五銚子の滝と急な道をゆっくり登りました。五銚子の滝を過ぎてからは更に急勾配になりました。満開のシャクのお花畑をかき分けかき分け、姿こそ見えませんがいろんな鳥のさえずり励まされ、心地の良い沢の音にずっと癒されながら、ゆっくり、ゆっくり、登りました。時折立ち止まると滝からの涼しい風が心地よく、顔を上げると新緑のブナの眩しい緑でまた癒され、しんどいのも忘れました。

山頂ではお約束の物置に登ってみましたが、この日は霞んでいて遠く白山を眺めるに至りませんでした。それでも下山、東峰へ行く稜線はとても眺めが良く、びわ湖側は竹生島や余呉湖も、反対側は奥美濃の山並がつらつらと、ほんとに素晴らしかったです。

東尾根のブナの森は、ほんとに凄かった。いつまでも、どこまで歩いても、ずっとブナの森。足元はチゴユリのお花畑で、今回の目的のひとつ、「ブナの森に埋もれたい」 を満喫してきました。

鳥のさえずりと、沢の音と、ブナの新緑の眩しさと。f分の一のゆらぎと、マイナスイオンと、フィトンチッドと。

S古さんが、「風薫る五月」 とおっしゃいました。その言葉がぴったり当てはまった、とても素敵な春の横山岳でした。

今日出逢ったお花

オドリコソウ・カキドオシ・ハナイカダ・キケマン・コナスビ・オオカメノキ・ヤブデマリ・サワフタギ・キリ・フジ・イカリソウ・イワナシ・ツリバナ・ヒメレンゲ・ミヤマハコベ・ニリンソウ・クルマムグラ・ラショウモンカズラ・スズシロソウ・チゴユリ・シャク・ウツギ・タニウツギ・ユキザサ・ヒトリシズカ(蕾)・エンレイソウ(花終わり)・ウスギヨウラク・ミヤマシキミ・ユキグニ(サイゴク?)ミツバツツジ・イブキスミレ(たぶん。閉鎖花がついていたので)

名前のわからないお花、他にもたくさん。

ミスミソウの葉っぱ、今日もありましたよ。

M本


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