山行日 2014年2月9日(日)
山名・山域・県名 鉢ヶ峰(778.6m):京都北山
目的 ワカンによるラッセル登高
コース  
メンバー CL:雅、О西、S藤、S字   <一般> 3名     計7名
天気 霙~曇り~霙
交通手段
装備 ワカン、日帰り冬装備(雨具、スパッツ、替えの手袋靴下)、ストック
入浴 河鹿荘

2月例会(百里ヶ岳)が前倒し(1月26日)になり、空いた当初の予定日(2月9日)に同じラッセル目的で北山の鉢ヶ峰を充てた。

オープン山行なので、未経験者に是非とも雪山の醍醐味、ラッセルを体験してもらいたいと期待していたら、3名も参加していただき驚き喜んだ。会員の余っているワカンをかき集めて備え、車一台に人と道具を隙間なく収めて出発する。

この週末は天候が全国的に大荒れとなり(特に太平洋沿岸)、高速道路や空の便が混乱を極めていた。
そんな中、とりあえず北山まで行ってみようと車を走らせると、近畿地方は荒れてはいるものの気温があまり下がっていないらしく、雪ではなく霙が降っていた。チェーン装着で一部の悪路をやり過ごし美山町の山沿いの道に入る。
この細い道までも綺麗に除雪してあったのは、美山の“売り”かやぶき屋根の集落を見物に来る観光客の為であったと、後から知った。

入口の津ノ本谷川林道はたっぷりの雪で、忽ちワカンが必要になる。霙が降る。しかし、既に八条口集合時にS字さんが初体験者にワカンを履く講習をしてくれていたおかげで、最小限濡れただけで歩き出せた。
一歩踏み出すだけで、北山の湿った重たい雪の感触が体中に伝わった。
林道は1.5㎞ほどしかないのだが、このアルバイトに90分も掛かってしまったのは誤算だった。
地形的に一番判り易い沢の三股を確認して、右の尾根に取り付く。いきなりキツイ傾斜の重い雪のラッセルに、S藤氏も苦戦。後ろに続くだけとはいえ、生まれて初めてワカンを履かされて急斜面を登らされる3名がホイホイと軽く進むはずもない。苦しませているだけなのか、喜んでもらっているのか? 
もし楽しいとだけ感じていても、先頭に立てば考えは180度変わる。

一通り先頭の地獄を体験してもらった。この雪では鉢ヶ峰の頂上に立つのは無理と判断し登高中止。
反乱が起こらない内にバケツを掘って休憩する。この間、幸運な事に雪も霙も風もなく、全ての音を吸収した山の中腹で静穏なひと時を過ごした。そして、雪の下りは一瞬、という事も経験してもらった。

濡れた体を近くの“河鹿荘”のバラ湯で温めた。

青空の下のサラサラの雪という理想とは正反対の条件だったにも拘わらず、否定的な言葉を発せずどちらかというと楽しんでラッセルしてくれた初体験者の皆様には、充分に山登りを我がものにする素質があると思われる。今後も是非、ゼニーツで経験を積んで行ってもらえたらと思う。

一方ゼニーツのメンバーには百里ヶ岳に続いて途中撤退なので、悔しい思いを残してしまった。鉢ヶ峰と谷を挟んで向かい(南)にある白尾山(748.5m)に車道から取り付いた方が、てっぺんに立てた可能性は高かったと反省している。

? 下山して国道に出ると、雪を被ったかやぶき屋根を写真に収めようとカメラを提げた人でビックリする程の大賑わい。

? “河鹿荘”では、7人中2人しかモンベルクラブ会員証を持っていないのに、全員を割引扱いにしてくれた。 500円?400円 ここ、好い風呂です。

? 積雪期の道具の重要性を改めて感じた。今回は、靴とワカンの相性、調整は疎かに出来ないということを再認識。

                                                                   


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