今回登った平瀬道は岐阜県側から日帰り可能なコースで登山口は白水湖（大白川ダム）にある。石川県側の砂防新道より入山者が比較的少なく、静かな山歩きが楽しめるという情報。途中でシカに遭遇しながら道幅の狭い県道451号を運転し、深夜２時頃白水湖に到着。登山口に一番近い駐車場はすでに満車で少し離れたところにある駐車場まで移動し満天の星の下、仮眠をとる。

　翌朝は快晴、車道を歩いて登山口に向かうがその間の道は路上駐車の嵐と化していた。少し離れに駐車場があるのになんだか空しい。登山口休憩所にあるポストに登山届を提出し、つづら折りの急登を登る。登山道は良く整備されていて木道が全体の３０％くらい占めており人気の山だと伺える。大倉山避難小屋を覗くと中は満員状態だったのでそのままスルー。紅葉の見ごろは大倉山周辺がピーク、室堂は少し遅かった感じだった。最高峰の御前峰にはうっすらと雪が積もり「白山室堂ビジターセンター」の営業は10月15日までとなっていた。剣ヶ峰は登山道がなくどこから登れば良いのか分からず大汝峰だけ登る。「白山三峰」をとくに意識していなかったので次はよく調べてから来る事にしよう。

　下山時、白水湖の水面が絵の具でもこぼした様な鮮やかな色に見え思わず写真を撮るが残念なことに既に電池切れ！帰りの高速は3連休ともあって大渋滞。2度の渋滞に遭い予定より2時間遅れて自宅に到着した。早めに出発する為に諦めた「大白川露天風呂」は次回訪れた時には是非入ってみたい。