山行日 2023年10月13日(金)
山名・山域・県名 安達太良山 1728m
目  的 紅葉鑑賞
形  態 日帰りハイク
コ ー ス あだたら山ロープウェイ山頂駅(8:38)→薬師岳(8:45) →仙女平分岐(9:19) →安達太良山(10:11) →沼尻分岐(10:38) → 峰ノ辻分岐(10:42)→矢筈森(10:48)→峰ノ辻分岐(10:53) →峰ノ辻(11:09) → 峰ノ辻分岐(12:38) →八の字(12:54) → 奥岳登山口(13:49)
メンバー 2人
天  気 晴れ
交通手段 自動車
装   備 日帰り基本装備
入  浴 奥岳の湯

 

福島県二本松市に所在する安達太良山へ紅葉に照準を合わせて登ってきました。
登山当日は快晴で紅葉も見ごろを迎えていました。
下から登ることもできたのですが、少しズルをしてロープウエーを利用しました。
山上駅からすぐの薬師岳に立ち寄ると安達太良山に続く斜面は赤、黄、緑にグラデーションのかかった絨毯のように錦秋色に染まっていました。
1時間半ほどであっけなく山頂に到着です。
山頂はなだらかですが、小岩峰が突き出ており、その形から乳首山という別名の由来となっています。
岩峰上に立てば、近くのの鉄山をはじめとする安達太良連峰、さらに磐梯山や吾妻、飯豊連峰など360度のパノラマが広がっています。
ほとんどの登山者がロープウエー山麓駅からのピストンのようで、山頂から北に延びる馬の背の尾根に入ると登山者は1割ほどに減っていました。
安達太良山々頂から鉄山方面に進むと、直径1.2km、深さ150mの沼ノ平火口が姿を現します。
1900年7月の噴火で火口にあった硫黄精錬所が壊滅し、同精錬所作業員72名が犠牲になり、10名が負傷という被害が生じています。
また、1997年には、同じく沼ノ平火口付近で登山者4名が火山性ガスで亡くなる事故が発生し、現在登山道の一部が立ち入り禁止となっています。
植生が全く無く、それまでの紅葉した山とは全く違った安達太良山の殺伐とした一面を見せていました。安達太良山に来たらこの沼ノ平爆裂火口を見ずに帰るのはもったいない気がします。
帰路はくろがね小屋方面へ下山しました。

 


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