山行日 | 2022年6月12日(日) |
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山名・山域・県名 | 白滝山、打見山:比良山系 |
目 的 | 比良山系横断 |
形 態 | 日帰り山行 |
コ ー ス | 9:00坊村→10:08 P695→11:25白滝山→13:51木戸峠→14:06打見山→15:06クロトノハゲ→15:38天狗杉→17:07JR志賀駅 |
メンバー | 男性7人、女性13人 |
天 気 | 晴天 |
交通手段 | 京都バス、JR |
装 備 | 日帰り基本装備、多めの水分 |
入 浴 | なし |
去年12月に入会し初めての山行企画。ゼニ-ツには頼りになる先輩方がたくさんいらっしゃるので、たくさん相談をし、色々なアドバイスを頂き、試行錯誤を1ヶ月繰り返し、今回のルートに決めました。今、一番興味のある読図、歩きたい比良山系。そして思い切って、坊村から白滝山は、地形図だけを見て、この尾根は歩けるんじゃないか?と選びました。ルート選びに地形図を見て、とてもワクワクしながら探していました。当日は先輩方と一緒に読図です、とても楽しみです。でも同時に、ちゃんと無事に山行できるのか?不安を抱えながら山行企画をあげました。10名くらいで歩こうかなあ、と想定していたのですがメンバーは私含めて20名‼️に増えて、自身の不安はMAXとなり、でも頼りになる先輩の方々が一緒なので、大きな安心感もあります。自身も、ちゃんと楽しもうと、気持ちを切り替えました。
当日、晴れ。先頭で一緒に先輩お二人が付いてくださり、山歩きスタートです。9時、坊村から林道を歩き、ヘアピンカ-ブ2つ目、標高350m辺りからP695に繋がる尾根に取り付きます。始めははっきりとした尾根ではないので、かすかにある尾根を感じながら、ひたすら急登を登ります。踏み跡はあったり、なかったりでした。少しづつ尾根は、はっきりとわかりやすくなっていき、踏み跡もありました。針葉樹林、尾根に乗ってからP695までは、意外にも難なく辿り着きました。次の尾根に乗り、この辺りも針葉樹林で藪漕ぎもなく、地形も遠くまで見渡せたが、踏み跡は薄く、コンパスで進む方角を意識しながら歩かないと、間違いそうだった。地形図にはない尾根もあった。次は標高970m辺りで東北東に方向転換も、これも難なくクリアし次の尾根へ乗り、白滝山へ向かった。この標高970m辺り少し手前くらいから白滝山までの道は、広葉樹林で今までと雰囲気が変わり、風も通り、草木の緑色も爽やかでした。膝くらいある草むらの中から、子供の可愛いバンビが1匹、飛び出してきたりもしました。
想定よりも早く白滝山へ到着、11時25分。
休憩後にオトワ池へ向かった。ここが唯一、読図を間違えた箇所です。山行終了後にGPSログを見て気付きました。白滝山から下り、緩い谷を下りていたところに小さな池があり、それをオトワ池だと勘違いしてしまったこと。今、地形図を見るとわかる。分かりづらかったけれど谷がまだ続いていたなあとか、あの時ピークの見え方もおかしいとみんなで少し悩んでいたのに、など。。。 今回は悔しいけれど、これも自身の経験として刻まれ、次に活かせます。
夫婦滝からは沢沿いを歩く。涼しくて歩きやすい。ヒルはいなかった。何度か渡渉したり、足場を選ぶのに少し工夫が必要な箇所もありました。クリンソウ、タツナミソウ、コナスビ、ムラサキサギゴケなどが見られて素敵な道を歩くことが出来た。送電線をくぐり、汁谷分岐にほぼ想定通りの時間に到着。ここからは、びわ湖バレースキー場内になり、東側に琵琶湖を眺めながら、打見山までは、しばしのんびりと歓談しながらみなさんと歩いて行った。打見山山頂到着、14時6分。青空が広がっていたけど山頂は強風!わたしの帽子が、ふわっと風に乗り、飛んで行ってしまうハプニングがありました。6m程の高い木に引っかかってしまったその帽子を、何人かの男性陣が数分かけて一生懸命に、なんと、取ってくださるという、お姫さま待遇の感動的ストーリーがありました。ほんとに感動でした。わたしの手元に戻ってきたその帽子を、もう一度深くかぶり、下山開始です。打見山山頂から琵琶湖を眺めて歩きクロトノハゲまで下り、JR志賀駅に到着、17時7分。無事に完歩しました。解散後、志賀駅近くの豆屋さんのかき氷を食べに何人かで寄りました。
この梅雨時期なのに、一日お天気にも恵まれ、蒸し暑くもなく快適に歩けました。そもそもタイトな歩行時間設定をしていたため、メンバー20人の長蛇の列で、日暮れのタイムリミットも考えると、歩くペ-スはとても難しかった。先頭で一緒にリ-ドしてくださった先輩お二人には、最後までたくさんのアドバイスとフォローをして頂き、どんどん前に進むことができました。大変感謝です。メンバーには当日たくさんのフォローをして頂き、無事に完歩できました。
メンバーの中には、この山行を完歩出来て体力に自信がつきましたと仰っていただいたり、みなさんに何かひとつでも楽しんで頂けて良かったなあと思います。この山行企画を通して、自身も成長でき、自身の新たな課題や目標を見つけることが出来てとても良かったです。これから少しずつチャレンジしていき、また山行企画も立ててみようと思いました。