まだ暑い9月前半の定例…初めてのリーダー山行で自分に何ができるか考え、読図山行を行うことを決めました。候補の山域をいくつか挙げてルートを計画してみたものの、どれもイマイチしっくりこなかったので、悩んだ末、低山ながら変化に富んだ地形が楽しめる箕面山周辺での開催としました。

事前に等高線だけの地図をアップロードして地形を見てもらい、必要な方には尾根線・谷線を引いて送ってもらい、確認の添削を返送する形で予習してもらいました。多少はチャレンジできるレベルにしたかったので、参加者には敢えてコースを書かずにチェックポイントだけ書いた地図を使ってもらいました。

地形を読むときには、細かく読みこんだ内容を言語化できるのが大事だと思っているので、山行中は2人一組のペアワークでお互いに読んだ内容を自分の言葉で伝えて確認、異なる視点からの気づきの共有、情報の補完をしてもらいました。ペア同士だけでなく、2班に分けた同じ班の中でもお互いに読み取った内容を共有しあい、教えあう様子が見られ、狙い通りに上級者も初級者も楽しんでいただけたのではないかと思います。

予報より早く激しい雨に遭って途中中断して引き返したものの、箕面駅に着くころには再びの晴れとなり、不完全燃焼感でモヤモヤ…。読図山行での10Km超のコース設定はなかなか難しいことが分かったので、行けなかった後半部分だけで改めて個人山行を企画したいと思います。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。