| 山 行 日 | 2025年7月19日(土)〜21日(月) |
|---|---|
| 山名・山域 ・県名 |
剱岳 源次郎尾根 |
| 目 的 | 個人山行 |
| 形 態 | 金曜日夜発 テント泊 |
| コ ー ス | 初日 室堂〜剱沢キャンプ場 2日目 剱沢キャンプ場〜源次郎尾根〜剱岳〜剱沢キャンプ場 3日目 剱沢キャンプ場〜室堂 |
| メンバー | 4人 |
| 天 気 | 晴天 |
| 交通手段 | 車 |
| 装 備 | テント泊装備、ヘッドライト、ヘルメット、50メートルロープ2本、登頂時の手袋、行動食、多めの水分、雨対策 |
| 入 浴 | グリーンパーク吉峰 |
今回の源次郎尾根の計画は、3月の集会でフランスから入会したメンバーの一言で計画に上がる。まず7月の3連休を山行の計画とした。過去のゼニーツの記録をわかる範囲で調べても源次郎尾根に行っているものはいなさそう。準備にあたり会の大ベテランに意見を求めるとメンバー的には大丈夫だが、懸垂下降の練習が必要とのこと。7月の上旬に京都の金毘羅山で懸垂下降の練習を行い当日に備える。
初日は、立山から室堂に入り晴天のなか剱沢キャンプ場に向かう。テント設営後することなく剱岳を前に贅沢な時間を過ごす。
二日目、2時起床の3時出発で剱沢雪渓を軽アイゼンを装着し源次郎尾根の取り付きに到着。この時間でも源次郎尾根の行く登山者が多く、沢山のヘッドライトが見られる。早々に登り始めるが2か所岩の大壁があり残地の支点を利用してスリングをあぶみのようにして上る。しばらくするとハイマツ地帯を抜けざれた岩場に。ここの岩がもろく、後続で落石がありヘリコプターで救助要請となることがあった。細心の注意でⅠ峰に向かう。Ⅰ峰から少し下って結構登り返してⅡ峰に到着。ここが30mの懸垂下降である。緊張からか少しもたつくも4人全員無事にクリヤーし最後の300mを上ると剱岳山頂である。踏み後も少なからずあり、もろい岩場に注意しながら山頂に着く。このルート、山頂からは立ち入り禁止区域になっており山頂にいる登山者から何処から来たのですか?と問われ少し優越感にも浸れました。
この日は終日、雲一つない天気で360度のパノラマが見れました。剱沢キャンプ場に無事下山し翌日は室堂に向かい帰京しました。
今回はロープやヘルメットその他備品も多く、限られたメンバーでの山行となりました。事前にご意見いただいた方、指導いただいた方大変ありがとうございました。メンバーの中には20年来の夢で集大成とも話している方もおられ大満足な山行となりました。











