蝶ヶ岳・常念岳
山行日 | 2024年8月3日(土)~8月5日(月) 前夜発2泊3日 |
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山名・山域・県名 | 北アルプス 蝶ヶ岳・常念岳 長野県 |
形態 | 山小屋2泊 |
コース | 三股登山口⇒蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)⇒常念小屋(泊)⇒一ノ沢(現地タクシー乗車)⇒三股 |
メンバー | 4人 |
天気 | 晴れ |
交通手段 | 車 |
装備 | 小屋泊装備 |
入浴 | あり |
行動時間 | 17時間、距離:17,4km、上り:2061m、下り:2038m |
1日目三股駐車場より三股登山口へ移動。行動開始!
6:11 三股登山口スタート
6:37 ゴジラみたいな木
7:58 まめうち平
9:07 ちょう沢
10:09 第二ベンチ
10:58 最終ベンチ
11:21 大滝山分岐
11:31 蝶ヶ岳
11:58 蝶ヶ岳ヒュッテ
行動時間:5時間46分、距離:6,3km、上り:1401m、下り:45m
前夜京都駅を出発し、夜中に三股駐車場に到着、駐車場で仮眠し、朝に備えた。天候はよく、清々しい気分で行動を開始することができた。途中階段が整備され、歩きやすくはあったが、単調すぎてかえってきつかった。8時を過ぎると日差しも強くなり、こまめに休憩をとりながらの行動だった。かなりたくさんの方と一緒に登ったが、皆さん一様にきついという表情をされていた。蝶ヶ岳山頂付近では日差しが強く、持っていた晴雨兼用傘をさして歩いた。山には不似合いだったが、持っていて良かったと思った。ヒュッテ到着後は自由。昼間からビールOK!最高!
奥穂岳、涸沢岳、北穂岳、大キレット、南岳、中岳、大喰岳、槍ヶ岳(まだ小さい)を眺めながら談笑。涸沢カールで泊まっているであろうクラブの仲間に大声で呼びかけ、手を振った。もちろん聞こえるはずも無い。
夕日が沈むのを見ようと外へ出たらブロッケン現象を体験できた。安曇野の町は雨が降っていたのだろう。
ヒュッテは大混雑していてぎゅうぎゅうだったが、ハイシーズン故、仕方なかろう。
2日目念願の常念岳へGO!眺め最高!
6:01 ヒュッテ出発
6:35 蝶槍分岐
6:51 蝶ヶ岳三角点
6:58 蝶槍
8:32 2,592ピーク
11:44 常念岳山頂
12:09 三股への分岐
13:12 常念小屋
行動時間:7時間13分、距離:5,8㎞、上り:640m、下り:850m
天候良く予定通り出発。左に絶景を見、休憩をとりながら、蝶ヶ岳三角点、蝶槍を通過。すれ違った方から、山によって色が違うと教えてもらった。確かに茶色の山肌のもの、白いもの全部違う。教えてもらうまで全く気づかなかった。下から白いものが上がってきた。「あーっ、もうちょっと待って!」 大きな岩がごろごろ。足元を見ながら全身を使って進んだ。危険なところは無かったが、岩と岩の間にストックや足を落とさぬよう注意が必要であった。常念岳山頂に到着!数年ぶりの常念に「ただいま」を言って、登頂できた事に感動した。20分の滞在後、常念小屋に向かうも、その頃にはすっかり白くなってしまった。
常念岳山頂と常念小屋の標高差が約400mあるが、雲に包まれて小屋の赤い屋根が見えず、いつになったらつくのか・・・・・何年も来ていないため、山の様子をすっかり忘れ、山頂から山小屋までかなり距離があることをメンバーに説明できなかったことを反省している。
13時過ぎ、常念小屋到着。日曜日ということもあり、1部屋をメンバー4人で使用できた。常念小屋の窓からは大きくなった槍ヶ岳がきれいに見えた。雲を纏った姿、太陽に照らされた姿、凛とした立ち姿を感動しながら眺めた。
3日目下山。一ノ沢へ
6:02 常念小屋出発
6:41 最終水場
8:03 笠原沢
8:35 烏帽子沢
9:03 王滝ベンチ
9:47 山ノ神
9:59 一ノ沢登山口
行動時間:3時間57分、距離:5,3㎞、上り:20m、下り:1143m
最終日、前日夜からかなり激しい雨が降っていたにもかかわらず、晴れ。一ノ沢に向け下山開始。40分程度で最終水場に到着。おいしい水をいただく。こちらも整備された道で無事下山。タクシーで三股駐車場に移動。車中より小熊を目撃。きっと親熊が近くにいるだろう。
お風呂で汗を流し、昼食に焼肉を食べて、京都への帰路についた。
今回、私の「常念に登りたい」という思いつきにお付き合いいただきました。5年近く山から離れてしまっていたため、山登りに必要な体力、筋肉はほぼ0。加えて、年齢を重ね、50半ばであるということを考慮せず30代の頃にガンガン登っていた感覚で、思いをめぐらせていました。4月から毎週近くの山に登り、平日はジョギング、筋トレなどをして体力を付けたつもりではいましたが、急ごしらえでしかなかったなと皆さんとの体力の差を感じました。 もともと、怖がりな性格で、自信もなく、高所恐怖症ですから、ちょっと注意力が必要なところを怖がり、その度にいろいろアドバイスいただき支えてくださいました。
お風呂で汗を流し、昼食に焼肉を食べて、京都への帰路についた。
今回、私の「常念に登りたい」という思いつきにお付き合いいただきました。5年近く山から離れてしまっていたため、山登りに必要な体力、筋肉はほぼ0。加えて、年齢を重ね、50半ばであるということを考慮せず30代の頃にガンガン登っていた感覚で、思いをめぐらせていました。4月から毎週近くの山に登り、平日はジョギング、筋トレなどをして体力を付けたつもりではいましたが、急ごしらえでしかなかったなと皆さんとの体力の差を感じました。 もともと、怖がりな性格で、自信もなく、高所恐怖症ですから、ちょっと注意力が必要なところを怖がり、その度にいろいろアドバイスいただき支えてくださいました。
追記
2日目常念岳に向かう途中で山肌の色が全部違うことを教えてもらい、なぜ?と思い調べてみました。
日本アルプスの1つである飛騨山脈南部(槍・穂高連峰周辺)では4段階の氷河前進期(横尾期、涸沢期1、涸沢期2、涸沢期3)が表示されている。だが、それらの4つの氷河期よりも新しい氷河拡大期、つまり、ネオグラシエーションの痕跡と考えられるものがところどころで見られる・・・・・・・・・・・・・・・・・。難しい。
要するに、山ができた時代がいろいろなため、隣り合った山でも色が異なる。ということだと理解しました。