山行 日 | 2023年2月5日㈰ |
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山名・山域・県名 |
三峰山(▲1235.2) 高見山地 奈良県、三重県の県境 |
目 的 | 霧氷鑑賞 |
形 態 | 日帰り山行 |
コ ース | 近鉄榛原駅南口 から霧氷号乗車〜みつえ青少年旅行村〜不動滝コース〜避難小屋〜三畝峠〜三峰山▲1235.2〜八丁平〜三畝峠〜避難小屋〜登り尾コース〜みつえ青少年旅行村から霧氷号乗車〜榛原駅南口 |
メンバー | 2人 |
天 気 | 晴れ |
交通手段 | 公共交通機関 |
装 備 | 雪山装備 |
入 浴 | なし |
霧氷バスは7年ぶり。榛原駅8:15発バス→9:24着。三峰山が事前予約が必要だったなんて知らなかった。雪山はまだ11回目。必要ギアがまだよく分からない。多少オーバースペック気味だったが、保温材入り雪山靴&12本爪アイゼン(ステンレス製)の組み合わせを初めて試す絶好の機会。雪が少な目だったのでツボ足のみで登頂。時間のゆとりがあったので山頂から高原状の八丁平へ向かう。青空に飛ぶドローンに、賑わう登山客が手を振っていた。(テレビ大阪取材中、放映2/25) 視界が開けて気持ち良い。ゆっくりランチタイムをとり、いよいよ12本爪アイゼン装着。直前に何回かセミワンタッチ装着練習したのでスムーズに履けて一安心。それにしても足が重い。足首のハイカット部分が硬いせいか?分厚い靴下を履いているのに当たってる所が途中で痛くなってきた。足元総重量は靴1720g+アイゼン920g。無事下山し、キャンプ村で汚れを流し落として300g靴に履き替えた時の開放感といったら。スキップしたくなるほど。足元の重さは仕方ないとして、428gピッケルとワカン1,120gが加わる来週予定の堂満岳に備えて、せめて他の荷物の軽減をさらに工夫したい。 H原
過去2年、冬はコロナ蔓延で不要な外出制限を強いられ、どこにも行けなかった。今年は外出制限がなくなり、未踏の三峰山に行こうと、平日の休みに利用できる路線バスを調べていた。急に日曜日の予定が空いて、会員から霧氷号を聞いて「その手があったか!」と思い出した。教えてくれた会員に感謝!
榛原駅に着くと、テーマパークの乗り場待ちのような人の多さにびっくり!高見山行き、三峰山行き、さらにICカード払い、現金払いと列が別れ、老若男女が溢れかえっている。
バス内で私の斜め前に老夫婦が座っていた。ご主人は長身で背筋が伸び、お洒落ないでたち。奥様はかわいそうな程腰が曲がり、立ち上がるにも何度もよいしょよいしょ、と時間がかかり、心配になる。
山頂、下山後もこの老夫婦を見かけたが、山でこんなに腰が曲がった方を初めて見たので、奥様はよほど山が好きなのだなと感動した。
山行中、かわいいプードルも登っていたし、単独で来ている若い方も多く、偉いなと感心した。色とりどりの登山服に身を包み、沢山の人が登っている姿を見るのは楽しい。昼食をとった八丁平は広々として気持ちよく、いつまでもいたくなるような場所だった。
私は雪山に対する情熱が薄い気がするが、霧氷は見たい。何度見ても綺麗だ。この日お目当ての霧氷は、天気が良すぎて、せいぜい小エビの尻尾くらい。少しがっかりしたが、青空と雪の白さのコントラストの美しさを堪能できて充分満足した。 H田