山 行 日 2023年7月10日(月)
山名・山域・
県名
座佐の高 三重県南伊勢町
目  的 7月平日定例山行
形  態 日帰り山行
コ ー ス ロッジさらくわ(9:12)→登山口(9:18)→座佐浜分岐(10:46)→座佐浜(12:15)→たまご浜(14:05)→ロッジさらくわ(14:44)
メンバー 7人(男性1人・女性6人)
天  気 晴れ
交通手段
装  備 日帰り基本装備、多めの水分、雨対策
入  浴 阿曽湯の里

 

7月平日山行のリーダーをさせていただくことになり、どの山にするかを考えた。

以前から行ってみたかった赤兎山。ちょうどニッコウキスゲが咲く時期。先輩にも相談し、ここにしよう!と動き出した。

あとは登山届を出すだけ、というところまで準備ができていた一週間前。ニッコウキスゲはどれくらい咲いているかを確認しようと見たYAMAPで赤兎山へ続く山道が雨の影響で通行止めになっていることを知る。

気づいた時点では開通していたものの、雨が降れば再び通行止めになる可能性大。北陸地方は雨が続いており、当日も雨予報。急遽行き先変更を決意。先輩に相談し、5月に姫越山に行った時に気になっていた座佐の高に変更した。

当日は雨の心配をよそに雲ひとつない青空。その分気温も高く、湿度も高い。登山口からしばらく急登が続く。短く休憩をとりながら樹林帯を進む。暑さのため、なかなかペースが上がらない。風もあまりなく、汗が噴き出る。1時間半ほど登ったところ、座佐の高山頂手前でふと「座佐の浜2.2k」という看板が目に止まる。分岐点?地図、YAMAPにルートなし。メンバーがヤマレコで調べてくれると西から東へ尾根を辿るルートが確かにある。踏み跡もあるし、行けるのではないか。

この暑さの中、当初の予定通り進めば、想定以上に下山に時間がかかってしまうのではないか、そうなると水分が持つのか、せっかくなので浜でゆっくりしたい、などいろいろな事を考え、メンバーに相談し、周回せず、分岐ルートへ進む事を決めた。踏み跡もしっかりあり、歩きやすい尾根道。地図を確認しつつ、座佐の浜方面へまっすぐ歩くと当初予定していたルートに合流した。合流地点からひたすら下るにつれ、波の音が聞こえてくる。山を抜けると青い海が待っていてくれた!貸切ビーチでゆっくりお昼ご飯。ビーチサンダルに履き替え、海に入ってクールダウンするメンバーも。山頂に行くだけが山じゃない。こういう楽しみも正解だと実感する。ここでゆっくりできてよかったね、とみんなが言ってくれて、少しホッとした気持ちになる。あとは下山あるのみ。相変わらず気温は高く、水分もギリギリの状態。たまご浜からの登り返しを乗り切ってゴール。全員無事に下山することができた。

季節や気温や場所に応じて、CTも考えなければならない事を学んだ今回の山行。

また、リーダーとして「決断する」といういろいろな場面に遭遇し、とても勉強になりました。リーダーという役割の重要性、責任を実感しました。今日が楽しく終われたのも先輩方のたくさん助言やサポートがあったからこそです。本当にありがとうございました。


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