| 山 行 日 | 2025年10月25(土) |
|---|---|
| 山名・山域 ・県名 |
峰床山△970m:京都府 |
| 形 態 | 日帰りハイク |
| 目 的 | 峰床山と八丁湿原を巡る |
| コ ー ス | 美山荘(8:12)→峰定寺(8:15)→林道終点(8:56)→俵坂峠(9:50)→展望所(10:27)→峰床山(10:37~10:55)→オグロ坂峠(11:30)→八丁平(11:48)→展望所(13:24)→俵坂峠(13:57)→林道終点(14:30)→三本杉(15:09)→峰定寺(15:41)→美山荘(15:45) |
| 交通手段 | 自動車 2台 |
| メンバー | 10人 |
| 装 備 | 日帰り基本装備 |
定例担当にあたり、登山本を見ていたところ、近年、ゼニーツの登山報告にない峰床山が目に留まった。
峰床山は北山でも最も奥深い山々の一つで、京都府内では皆子山に次ぐ高山であり、頂上直下には高層湿原「八丁平」を抱き、しかも、麓には、峰定寺のご神木「花背の三本杉」を仰ぐことが出来るので、私自身、非常に興味を持ち、実施を即断した。
また、企画を掲載すると直ぐに会員から、奥深い山でアクセスが悪く今まで登りたかったが機会がなかなか訪れなかったとか、八丁平のトチノキにまた会いに行きたい等の反響が直ぐにあった。
当日の天気予報は、あいにくの曇り後雨で午後から雨を覚悟していたが、稜線上では、雲の間から青空も見られ、駐車場に帰着直後、雨が降り出すなど、天候にも助けられた登山となった。
まず峰定寺駐車場を予定より少し早い午前8時10分出発、直ぐに左手に峰定寺の境内を眺め、林道を進むと寺谷峠の分岐に着き、分岐を右に更に進むと茶色の木橋が目に止まり、ここで小休止を実施後、トップが入れ替わり、林道を離れ、山中へ入った。
灌木が立ち並ぶ巻き道をぐいぐいと登り、深い落葉の登山路を登り切ると俵坂峠に到着、スギ林の中を通り、林道を横断、更に上がると見晴台があり、比良山脈等を一望後、鞍部を通過し、峰床山頂上に到着。
頂上からは丹波高原の山々の雄大な景色を楽しんだ後、東陵を下りオグロ坂峠経由で八丁平東側遊歩道を歩いたが、この道は昔、六尺道と言われた主要な交通路であったことから、峠には祠がまつられ、鯖街道のテープも散見された。
また、落葉樹の林に囲まれた八丁平では昼食を取り、湿原を楽しみ、サワガニにも出会うことが出来た。
帰路は八丁平西側からクラガリ谷を登り、往路に通過した鞍部に到着、往路を逆方向に歩き、寺谷峠分岐を通過後、「花背の三本杉」を拝んだが、3幹1株、樹高62mの大木を間近に仰ぎ、その姿は正に圧巻であった。
出発地点の駐車場に予定より40分早く帰着し、ザックを下した直後、ザアーと大粒の雨が降りだし、雨に当たらなかったことと同時に参加者全員が怪我なく、帰路に着けたことを感謝した。












