赤子谷

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山  行  日 2023年7月9日(日)
山名・山域・県名 行者山東観峰(△383m)/東六甲 兵庫県
コ  ー  ス JR生瀬駅 11:08…生瀬水路道…赤子滝12:18…赤子谷左俣12:20…赤子谷右俣…近畿自然歩道…15:47行者山東観峰…16:45宝塚南口駅
難易度目安 コース定数=21(歩行時間:5時間28分  距離:9.7km  累積標高差↑694m↓703m)
交通手段 電車
装       備 基本装備 虫対策 熱中症対策 ヘルメット(落石の可能性有り、念のため持参)
入       浴 無し
形       態 日帰り山行
メンバー 3人
天  気 曇りのち雨

[O西k 所感] 赤子谷の沢の様子に興味が有って、楽しみに参加した。丁度、程良い雨が降ってくれたので、沢の水量も様子を伺うには十分。暑さも和らいで、この季節の低山登山には恵みの雨だった。面白かったのは、国土地理院地図に、この谷の登山道と堰堤記号の記載がない事により、地図からは先の状況を詳細に掴み取りにくい事。谷筋を尾根に突き上げるだけなのに、途中、不可思議に尾根をどんどん登らされる。不安になり引き返し、谷筋を進むと、突然巨大な堰堤が出現!「なるほど、高巻きだったのか!」となる。地形図の読み取りに加え、想像力を膨らませて、複合的に推理を展開しながら進路を踏破していくのは、とても楽しい時間だった。

[A田 所感] 以前から行ってみたいと思っていた六甲赤子谷。たまたま、予定していた山行が中止になったこともあり、エントリーさせていただきました。読図を楽しみながら、間違えながらも、訂正しながらも、ルートを手繰り寄せる。不安だった雨もさほど降らず、むしろ過度に暑くなく歩きやすかったかも。

[H原 所感] 入会してこの夏で丸2年。新しい山行企画がアップされれば、山のグレードの知識や経験が乏しいのに、闇雲にエントリーする等してしまい、無知とは無謀なものだ、と省みることしきり。今回の企画は、ゼニーツ入会以前に、道迷いの挙句、不意に通過した赤子谷。圧巻の左俣ゴルジュに魅了されたのだった。今年5月の大雨で崖崩れが起こり、通過できなくなっていると知り、今回は右俣経由で周回するコースを計画した。が、赤子谷の左右俣分岐のケルン前に立った時、雨量や沢の状況を鑑み3人で相談の上、危なくないところまで左俣を見に行くことになった。変わり果てた元ゴルジュを目の前にして、「ここだけの事では無い。日本中で生じている」と教えてもらい、改めて気候変動や温暖化を思い知らされた。当初の計画では右俣→近畿自然歩道→西尾根から生瀬駅に戻るはずが、近畿自然歩道に出て以降は、全く別のコースで市街地に出ることになり、想定外に頭がついていけなかった。今後も、登山実力の身の丈+αくらいのトレーニング山行企画で経験値を上げて鍛え続け、もっと力をつけていきたい。追記:雨のせいで誰一人ハイカーには遭遇せず。が、何匹もの可愛いカニに出会えてテンション上がった。※写真は左俣ゴルジュの崩落前後


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