せっかく福井県まで足を伸ばすのだから今回は大野市内に宿をとり週末に福井県の山を二座登る計画。昨日の取立山に続き二日目の今日は銀杏峯。この山は昨年の5月末にも登っており、その時冬にも登りたいと思いその時と同じメンバー含めて、今回の山行企画となった。
生憎のお天気で空は曇り空。登りはじめから雪がチラついていた。お天気は良くないがさすが銀杏峯、それなりの数の登山者が山に入っていた。山頂までトレースができていた。
登るにつれて、雪の降る量が多くなっていった。前山まで来た時には視界もだんだん悪くなってきて降る雪の量も増えた。メンバーの中から不安げな声が漏れてきた。ここで引き返した方がいいのかどうか悩んだ。時間はまだ朝の10時。他にも前山から山頂に向かう登山者がチラホラいた。雪はそれなりに降っているが風はない。とりあえずもう少し行ってみようということになり、先へ進んだ。ただしこれ以上状況が悪くなった場合、引き返すという条件付きで。
　結局、そのまま山頂まで行けてしまった。ただし樹林帯を抜けると山頂一面は雪とガスで真っ白く、山頂に着くや否や、集合写真だけとって足早に引き返した。
　前山まで戻ってくると、雪は止んでおりなんと青空が見えていた。メンバー全員ホッと一安心。休憩をとったのち、前山の急斜面で登山道を避けて滑落停止訓練を行なった。