山行日 2013年11月4日(月・祝)
山名・山域・県名 三尾山(586m)
目的 丹波のギザギザ尾根を歩く
コース 7:00八条口集合発=9号線=372号線デカンショ街道=丹南篠山口IC=舞
鶴若狭道=春日IC=県道69号=東中=9:10三尾山東中登山口着、9:25出発…取り付き
間違いに気づき車で移動=10:05三尾山中山登山口着(松茸ゲート、自衛隊訓練)、
10:20再出発…11:05稜線上コル…11:10前三尾山(東峰)展望最高、ピストン…11:25コ
ル…11:35中三尾山(西峰)…11:50三尾山(主峰)・586m<昼休憩25分>雨降り出す…
12:25佐仲峠分岐…分水嶺の径…12:55のぞき岩…13:50鏡峠…14:35中山新池ゲート…
15:10駐車地着、移動=県道69号東鏡峠登山口確認=15:45国領温泉“助七”入浴料
700円=16:50“道の駅丹波おばあちゃんの里”=春日IC=舞鶴若狭道~中国道=京都
南IC=19:30八条口着
メンバー CL:雅、S字、Y里sy、KKさん(体験参加)
天気 曇り 一時晴れ 一時風雨 後曇り
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 国領温泉“助七

三尾山は西多紀アルプスの中では一際険しく人気の高い山で、私自身今まで二度登ったことがある。そこで今回は、三尾山と鏡峠を挟んだ東隣に立つ鋸山を繋げて、その
間のギザギザ尾根を縦走してみようと思い立った。

オープン山行として設定してみたところ、お一人の応募者を得た。多少長いコースになるが、眺めの良い変化のある尾根歩きが楽しめる、と目論んだ。計画では、三尾山
の中山登山口に駐車して先に県道を3キロ程歩き、東鏡峠への登り口から入山して鋸山に立ち、三尾山に向かって西へ西へと歩き駐車地に戻るつもりであった。

ところが、最初に登山口を間違え、それを修正するのに時間を割かれ、着いたと思えば松茸山のゲートはあるは、駐車地に自衛隊の巨大なジープは停まっているはで出発
が遅れてしまった。そこで早々と東鏡峠に回るのは諦め、とりあえず三尾山から先に登ることにした。

東峰、西峰、主峰の三峰からなる三尾山は、鋭角的にピークを空に突き上げている特徴的な山だ。三つの内特に東峰からの北の眺めは素晴らしく、すぐ足元に下の集落が
箱庭のように展開する。青空も広がり西に連なる多紀アルプス、西岳、三岳も望め気分爽快。アップダウンを消化して着いた主峰は城跡のある休憩に適した頂上で、のん
びりしたい場所だ。しかしここで、俄かに雲行きが怪しくなり出した。午後から崩れるという天気予報が的中した。急いで腰を上げ、歩き出すとすぐに強い風と雨が吹き
付けてきた。

とにかく鏡峠まで行って、どうするかそれから考えようという事になった。岩っぽい箇所があったり、“分水嶺の径”という立派な看板が立ちながらも踏み跡薄い部分が
あったりの尾根歩き。峠に着くと既に2時近くで、鋸山を目指すという行為は、非現実的なものになった。下山する。

降りて来てから心残りだったので、計画では歩くはずだった県道を車で走って、東鏡峠の入り口を確認しに行った。今後の参考の為だ。

失敗から始まっての計画縮小なので悔いが残る。鋸山はまた機会を作っていくつもりだ。         

   ( 雅 記 )

(追記)

○ この日は、福知山の自衛隊が地元警察と合同で山岳救助訓練を行っている最中に出くわした。頭上の岩壁からの声しか聞こえなかっただけに、私としてはとても興味が湧いた。

○ 松茸山の為に立ち入りを制限するゲートは、一般道以外は踏み入るな、という但し書きがあったので開けて入る事が出来た。 

○ 道で見つけた ツチグリ は雨の中でもパフパフと胞子をよく吹いた。


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