山行日 | 2016年9月18日(日)~19日(月) |
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山名・山域・県名 | 燕岳:北アルプス |
目的 | 初秋の燕岳登山を楽しむ |
形態 | 小屋泊 1泊2日 |
コース |
【18日】 【19日】 |
メンバー | N上、S古、Tじ |
天気 | 両日共に雨 |
交通手段 | マイカー |
装備 | 山小屋一泊装備 |
入浴 | 中房温泉 |
1日め登り
「天気と暮らす」の予報によると、終日Cであったとおり、朝からどしゃ降りである。しかし3人の女子は全くひるむことなくレインウェアをビシッと着用して、燕岳を登りはじめた。なぜなら、S古、N上、Tじの3名は7月に大雨の中、白山日帰り登山を他の仲間と共に達成した女子達だからだ。
本降りの雨の中、ひたすらハイピッチで登っていく。雨はいっこうに止む気配なくどんどん強くなってくる。北アルプスでも急登で知られる燕岳、きつい上り、視界悪く、いい眺め全くなしで、なかなか過酷であった。
ようやく合戦小屋にたどり着く。山の中だというのに何だこのメニューの充実は…Tじは一人かき揚げうどんをすする。これでちょっと力が出て、急登につぐ急登をこなし、ついに燕山荘にたどり着く。
本来なら三畳のところ6人詰め込まれる繁忙時であるのだが、この荒天のため、ゼニーツ女子3人の個室状態となる。しかしあまりくつろげず。なぜなら、台風の影響で明日も雨、雨、雨。濡れてしまった衣類や靴を乾かすのにとても大変だったからだ。明日乾いてることを願って8時に就寝…
二日め
五時起床。雨の中燕岳頂上を目指す。ガスで視界悪し。山頂に立っても何も見えず。雨足が強くなることも考え、下山開始。少しビッチをあげる。
あっというまに、合戦小屋に着く。登りと違って何というあっけなさであろうか?「ようこんな急登、登ってきたなぁ…」と改めて思いながら、再び下山を開始。
岩ごろごろの急坂はなんなく下り、もうすぐベンチというところで、 メンバーの一人が、何かに足が引っ掛かり転倒してしまう。そこからは、とにかく下山して、怪我人にとって一早い適切な処置をということに徹しました。ですので、あまり何も覚えておりません。
そこで今から【転倒に関しての注意】でこの手記を終えたいと思います。
○下りは、必要以上に急いではならない。
○ストックはついた方が安全である
○全面につばのある帽子をかぶっていた方がいい。転倒の際、顔や目のケガが防げるからだ。←(Tじはこれで、こめかみを救われたことあり。)
○ガレでも急坂でも何でもない下りの時にこそ集中しよう!
記 :Tじ (時間記録S古)