山行日 |
2021年7月18日(日) |
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山名・山域・県名 |
松尾山~白髪岳:丹波:兵庫県 |
目的 | 体験山行、すっきりした尾根道でエスケープルート(以下ER)について考える。 |
形態 | 日帰り山行 |
コース | 7:00八条口集合発=8;45丹波篠山市今田町住山路肩駐車、コース説明、9:10出発…10:05不動の滝…10:40高仙寺本堂跡…卵塔群ER①…仙ノ岩…千年杉…11:25松尾山(687)…11:45鐘掛の辻ER②…12:00ワン谷分岐ER③…・689…12:40白髪岳△(721.5)<30分>整置練習…クサリ場…14:05林道…14:40駐車地着=15:20“こんだ薬師温泉ぬくもりの郷”=18:15京都着 |
メンバー | 雅、体験参加者2名 計3名 |
天気 | 晴れ一時雨 雲は多いが遠望は利く |
交通手段 | 車両 |
装備 | 日帰り基本装備、多めの水分、雨対策、ヒル対策 |
入浴 | こんだ薬師温泉ぬくもりの郷 |
二人の体験参加者を迎えられたので、近場で少し変化のある尾根歩きができる山に出掛けることにした。お二方とも少なからず経験がおありで、往路の車内で既に体験談や装備の話に花が咲いた。全くの初対面であるにもかかわらず、たちまちに気軽に会話ができる女性の社交性に、ホストのオッサンは黙って頷くばかりであった。(性別に関しての偏見と思われるなら勘弁して頂きたい。)
丹波の白髪岳は有名な山で、最近はご無沙汰だったが、ゼニーツで2回は来た事がある。クサリ場がコースのアクセントになっている。今回そのクサリ場を下りに使うのは、展望の好い白髪岳を後半に持って来たかったからだ。松尾山を先に登り、古寺跡や山城跡を経て眼下のワン谷をくるっと回る尾根を辿れば、エスケープルートを押さえながら進め、昼過ぎに白髪岳の展望でホッとできるという算段。
実際、眺望は抜群。ここはお薦めしたい所だ。遠く六甲の裏辺りに、「絶対あそこは大雨が降っているよ」と確信し合うほどの雨雲のカーテンが降りていた。
お二人は、読図にも興味をもたれているようだったので、下り出す前に“整置”してから出発した。
クサリ場はごく短いものの、急に折れ曲がったりしているので「どっちへ?」と思う場面もあった。でもあっさり通過して、木段の急下りに取り掛かる。その時、ザーッと雨が降って来た。あのカーテンが真上で降ろされたようだった。にわか雨で助かった。
コース上は一部谷筋があって、体験者はヤマビルを心配されていたが、丹波地方にはまだ目立っていなかった。
道標が要所で立ちよく整備された道は、四季を通じて登れる山なので、一度行かれると好いと思う。お二人には、しっかり登っていただいた。次の体験機会も用意せねば。今回は、ゼニーツ側からは一人だけで、会を紹介したとは言えない。
(雅 記)