山行日 2月10日(土)~11日(日) 前夜出発
山名・山域・県名 北アルプス・西穂独標・岐阜県
目  的 厳冬期のテント泊体験
形  態 ベーズキャンプ型テント泊
コース

2月9日(金)22:00出発-名神高速東IC-1:00東海北陸自動車道ひるがの高原SA、仮眠

2月10(土)4:30起床、5:00ひるがの高原SA出発-5:30東海北陸自動車道飛騨清見IC-国道158号線-7:30新穂高ロープウエイ駐車場、8:00出発~新穂高登山指導センター登山届提出~8:30新穂高温泉駅9:00始発乗車-鍋平高原駅~徒歩3分~しらかば平駅-9:30西穂高口~11:00西穂山荘チェックイン、テント設営、12:00出発~西穂丸山~途中撤退~西穂丸山~13:30西穂山荘テント場、夕食、就寝

2月11日(日)5:00起床、6:00テント撤収、7:00出発~7:30西穂丸山~8:00西穂独標~9:00西穂丸山~西穂山荘~西穂高口、ロープウエイ乗車-新穂高温泉駅~新穂高ロープウエイ駐車場着-12:30平湯の森入浴-国道158号線-東海北陸自動車道飛騨清見IC-18:00京都東IC-18:30JR山科駅、解散

メンバー

5人

交通手段

車、ロープウエイ

天  気 10日晴れ、昼から雪・稜線上は吹雪 11日晴れ・アタック時は強風
装  備 【個人装備】テント泊装備(寝具、厳冬期に対応する物、個人マット、シュラフカバー、銀マット各自一枚)アイゼン、ピッケル、オーバーグローブ、厚手の手袋2双以上、プラティパス各自1個、食器、常備薬、アタックザック、ゴーグル、目出し帽、スノーバケット付きダブルストック、ワカン、ゲーター、オーバージャケット、オーバーパンツ、防寒具、ヒップそり
【共同装備】ジャンボテント1張り、バーナー、ガス、ヤカン、スコップ、ツェルト、スノーソー
入  浴 奥飛騨温泉郷平湯温泉 ひらゆの森 700円

厳冬期雪山テント泊はチャレンジングな山行だとの認識はあったが、凍傷の恐れを抱いてはいなかった。その時点で甘かったのだと言わざるを得ない。足がよく攣るので欠かせない芍薬甘草湯や岩塩をレイヤリングしたグローブでも取出し易い工夫をした。異次元の景色に圧倒され、タッチペンでのスマホ操作がままならず、零下20度対応のオーバーグローブを外し、ニトリル手袋をはめただけの手で、気がつけば何十枚も写真を撮っていた。コレがまずかったのだと思う。刻々と変化する山の気象に、リーダーやベテランメンバーが、登る好機を見極めてくれたお蔭で出会えた青と白の世界。準備の段階から現場でも、メンバーの声をリーダーがうまく拾い上げて果たせたグループ登山。5人で寝たジャンボテントは思いのほか温かかった。h原

当初の計画は常念岳東尾根だった。
すっきりしない天気で夜には確実に雪が降る予報だった。メンバーに山替えの提案を伝え候補から西穂独標を選んだ。
天気は常念岳とほぼ同じ予報だったが、夜に雪が降る標高2000m近い山中ビバークに比べると営業小屋がある西穂の方が望ましい。
歩く距離も稜線上に晒される時間も大幅に少なくなり計画の縮小化は否めなかったが、結果としてはこれで良かったと思っている。
年齢や体力に個人差があるのは当然のこと。
それを補う装備に関する指導が不十分だったのか?事前に集まって行うべき行動を納得してもらう場を設けた方が良かったのか?
自問自答している。y里

 


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