局ヶ頂は南伊勢町にある310mの低山で、山頂からは綺麗な青い海が見下ろせる山ですが、ガイドブックにも紹介されていない山でもあります。
今回は相賀浦漁港から尾根伝いに登り、局ヶ頂の山頂から塩竈浜（しゅうがはま）に下り道行竈（みちゆくがま）に下山するルートを歩きます。
メンバーは19人でそのうち8人が体験参加者になりました。交通手段は知り合いの運転手さんにマイクロバスをレンタルしてもらい運転もお願いしました。
ただ、この日の天候はよくなく、集合場所の山科駅からポツポツの雨が降り出してきました。
バスは玉城ICで高速を下り県道22号線を南下し相賀浦漁港に着きました。
雨は降っていますが、たいした雨ではなく、漁港集落の階段を登り旧相賀小学校の校舎を利用した、人や自然との交流を楽しめる多目的宿泊施設「海ぼうず」の裏から登山道が始まります。急登を登り切ると相賀浅間神社の鳥居があり、振り返ると相賀浦漁港の小さな集落が見下ろせました。
ここから小さなアップダウンを繰り返し、相賀浦トンネルの登山口と合流しました。山頂手前の急登をも乗り切ると局ヶ頂山頂に飛び出しましたが、残念ながら天候が悪く、期待していた青い海を見ることは叶わず、かすかに塩竈浜の砂浜が見えていました。山頂から塩竈浜に下り小雨の中、お昼ごはんにしました。
雨が降っているせいで、気温が低く動かないと体が冷えてくるため、早々に来た道を少し戻り道行竈まで出ると、マイクロバスが待っていてくれていました。

帰路、アスピア玉城 玉城弘法温泉で汗を流し冷えた体を温めました。
途中、コンビニで酒肴を調達し、山科駅まで小宴会状態で帰ってきました。

今回の山行は体験参加者が8人もおられたので、青い海を体験してもらいたかったのですが、天候だけはコントロールできないので仕方がないですね。
体験参加者も雨にも関わらず嫌がらずに歩いてくれてリーダとしては助かりました。