山行日 | 2019年5月15日(水) |
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山名・山域・県名 | 韓国岳:鹿児島県 |
目的 | 大浪池を見る |
コース | 大浪池登山口(6:51)→大浪池休憩所(7:27)→韓国岳避難小屋(8:28)→韓国岳(9:24)→韓国岳避難小屋(10:18)→大浪池(11:14)→大浪池休憩所(11:54)→大浪池登山口(12:22) |
メンバー | 2人 |
天気 | 曇り |
交通手段 | 車 |
装備 | 日帰り基本装備 |
入浴 | 牧水荘 http://www.bokusuisou.jp/onsen/ |
韓国岳への登山コースはいくつかあります。
過去2回はえびの高原から登りましたが、今は火山性ガスにより立入禁止になっています。
そのため今回は、韓国岳の南側に位置する巨大な火口湖、大浪池の麓から登るコースを選択しました。
登山口の駐車場は15台くらいが駐車でき、トイレも立地しています。
登山口から40分ほど登ると火口の大浪池休憩所に到着しました。近くの岩場から、眼下に水をたたえた大浪池が見えますが、韓国岳はガスに隠れていました。
大浪池湖畔の登山道の合流点から韓国岳にかけては一度標高を落とし、そこから韓国岳本峰の上りは少々急登となり足場の悪い場所もあります。
山頂に到着するも残念ながらガスで視界はありませんでしたた。下山するにつれ、ガスが切れて大浪池の湖面が姿を現しました。
韓国岳避難小屋で風を避け、昼食としました。
以後、コバルトブルーの大浪池の景色を楽しみながら下りました。
この大浪池、今から5万年前の噴火で出来た火口湖で、標高1411mの山の頂上にあり、周囲約2Km、水深約11mあり、山頂の火口湖としては、日本最大の面積だそうです。
また、池には大浪池の悲しい伝説が書かれていました。
「昔々、近くの村に子供のいない夫婦がおり、山の神に祈ったところ、女の子を授かり「お浪」とつけました。
美しい娘に育ち、縁談も多くありましたが断り続けました。ある夜、父と2人で池に来たお浪は、父の手を振り切り池に身を投げました。
お浪は池に住む龍王の化身だったのです。それからこの池を「お浪の池」と呼ぶようになりました。」
とのことです。