目的地に近づくにつれ、天気予報に反して雨が降り出した。
止む気配はなく、登山口で雨具を着用して出発。
会長の提案で私の補佐にI本さん、しんがりにO西さんに担当していただく。
登山口から横山岳山頂まで800M以上標高差がある。
ガイドブックにあるように、急登が続く。
横山岳は近江最大級のブナ林があるとのこと。ブナ林の紅葉を期待しながら、汗だくになりせっせと登る。
ブナの木は黄色く染まり、待っていてくれた。あ～良かった。
頑張って登ってきた甲斐があった。
途中ブナの大木がたくさん倒れていて、痛ましかった。
東峰からは奥美濃の山々、金糞岳、伊吹山、琵琶湖が見えるはず。だが、濃霧で見えず。
「すみません、皆さん」心の中で謝る。
道中、会長からブナの木の集水について、朴(ほお)と栃(とち)の葉っぱの見分け方を教えていただく。
下山は三高尾根。またもや激下りが延々と続く。
雨で道が濡れていて、滑ったり転んだり。
野生の大猿が少し距離を空けて、私達を尾行するしダブルで怖い。
なんとか無事に下山。山行中は雨具を着たり脱いだり忙しかった。
駐車場で会長が拾ってきた落ち葉を並べて、ポケット図鑑と見比べ、葉っぱの勉強会後あねがわ温泉に向かった。
皆さん、悪天候の中きつい道を歩いてくださって有難うございました。
私は3日間筋肉痛になりました。