山行日 2022年5月24日㈫〜25日(1泊2日)
山名・山域・県名 三嶺(1893m) 徳島県
目  的 四国の山に登る
形  態 避難小屋で寝袋で寝る
コ  ー  ス 名頃登山口〜ダケモミの丘〜三嶺ヒュッテ~三嶺山頂〜ダケモミの丘〜名頃登山口
メンバー 男性1名、女性4名
天  気 両日 晴天
交通手段
装   備 寝袋、マット、水、食料、防寒着、
入  浴 剣山木綿麻温泉
四国の三嶺。
平日山行メンバーも少しずつ増えてきました。シフト制で働いている方も多く、早めにスケジュールを立てれば泊まりで山に行けるのではないかと思い計画しました。
 
当日、徳島道の美馬ICで高速を降り名頃の登山口まで約50km。国道438は国道とは名ばかりで酷道と言うのがいいのかもしれません。道幅が狭く、ヘアピンカーブの連続でひたすら峠道を駆け上ります。車が苦手な方は登山開始前から疲れるのではないかと思います。途中、あの有名な「うだつ」が残る民家も数軒ありました。
 
登山口の名頃駐車場に着き登り始めます。登山口からしばらく樹林帯で、南西の方向に尾根が続き、その中心を歩くので比較的道迷いは少ないかと思います。1517m地点でダケモミの丘に到着。
ダケモミ(岳樅)とは ウラジロモミという別名があるらしく ひっくり返すと裏が白くなっている事を 下山翌日に参加メンバーのYさんからの情報で判明。
おそらく誰も裏が白い事に気付いてなかったはずです。
 
さらに登ると森林限界を抜け視界が広がり、新緑の緑の中にピンクのコントラスト、空の青さ。ピンクはツツジです(コツメツツジではありません)
普段、低山で見るツツジとは違い、枝や幹の形が強風に耐える為だとは思いますが、下から斜め上に波打つように生えています。
そして次はお待ちかねのミヤマクマザサの群生地。ここまで来れば避難小屋(三嶺ヒュッテ)に着いたようなものです。
避難小屋泊を経験する目的でこの山を選びましたが、想像以上に同ヒュッテはしっかりした造りで、明るく広く清潔な快適な小屋で、窓も二重サッシになっていて寒さも感じません。
ヒュッテ前から360度のパノラマが開けていて、15分程で三嶺山頂です。山頂から天狗塚へと続くミヤマクマザサとコツメツツジの広々とした稜線が 四国特有の柔らさを醸し出しており、それを見たメンバーは それぞれの頭の中で、次回は天狗塚まで歩く事を妄想していたようです。
2日間とも晴天に恵まれ、山も貸し切りに近い状態で贅沢な気分を味わいました。
         I藤

 
 

 

 


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