山 行 日 2023年7月16(日)〜17日(月)  前夜発7月15日(土)夜発
山名・山域
・県名
白山 御前ケ峰(△2702m) 大汝峰(2684m)白山山系 石川県
集  合 山科駅
目  的 白山(越前)禅定道を歩く。
7月の白山の植物を鑑賞する。
コ ー ス 【16日】
5:00市ノ瀬ー梯子坂-6:56六万山-7:56指尾山-天井壁- 11:02別当坂分岐ー13:03殿ケ池避難小屋泊 
【17日】
4:00殿ケ池避難小屋ー5:32黒ボコ岩ー6:13白山室堂ビジターセンター7:37御前峰ー大汝山-12:10白山室堂ビジターセンター黒ボコ岩ー13:14殿ケ池避難小屋-別当坂分岐ー15:50別当出合ー16:00バスー市ノ瀬ビジターセンター
交通手段 車1台
メンバー 3人
装      備

夏山避難小屋泊装備
地図 コンパス ヘッドランプ 寝袋 シュラフカバー マット 銀マット ツエルト 食料朝食2昼2各自夜1共同 水分3~4ℓ 雨対策 防虫対策 暑さ対策

入      浴 白峰温泉
 
7月の定例山行は、越前禅定道を市ノ瀬から御前ヶ峰、大汝山を目指し約20kmを歩いた。
 
途中、殿ヶ池避難小屋に泊まり、夕食を共同で楽しんだ。
 
16日5:00準備を整えて市ノ瀬ビジターセンターに登山届けを提出する。
別当出合へのバスを待つ登山者の列は長く続いている。
7月の海の日の連休、梅雨明けも間近で、天気の予報も好天である。市ノ瀬ビジターセンターの駐車場も満杯である。
 
越前禅定道の登山口へ林道を歩く。別当出合のバス乗り場の喧騒とは違い周りには誰もいない。メンバー3人だけである。3人だけで登山口を目指して山道に入っていく。大きな立派な標識が立っている。白山釈迦岳、白山禅定道(旧越前禅定道)と。
また、林道と出合うところが越前禅定道の登山口である。ここから200mが梯子坂の急登である。ここを頑張れば、稜線に出る。六方山も近い。朝5時過ぎであるが、登りで早速汗が噴きだす。避難小屋泊装備と水4lはやっぱり重い。
最初のピーク六方山1260m6:56着。
越前禅定道両脇を先ず薄水色の山アジサイが迎えてくれる。そのあと、タケシマラン。真っ赤な1cmぐらいの球を竹のような葉っぱの下にぶら下げている。葉っぱを捲ると可愛い赤い実が現れる。マイヅルソウも緑の小さな実をつけている。
大きな岩も苔むしている。巨木が何本も現れる。
驚いたのは巨岩の上に巨木が生えていて、その根が岩に絡みつき、千何百年もの年月を自然のままに祈りの道として守られていたこと、白山の開祖と言われる泰澄大師が生活し修行したと伝えられる剃刀窟が自然のまま残されていること、そんな苔むした岩の間をくぐり抜けるように歩く。指尾山△1417.9m7:50着。慶松平10:32着。別当出合分岐11:02着。
そこからは観光新道。自然の登山道から石畳の階段に足の歩幅を合わすのは案外疲れ、早朝からの歩き出しに疲れが!慶松平の緩い坂から少し急坂になり、樹林帯から直射日光があたる尾根道になり、1時間ほどで殿ヶ池避難小屋に着く予定がなかなか着かない。
殿ヶ池避難小屋到着13:03。
小屋の前に沢山の人が休んでいたのでちょっと心配したが、泊まる登山者は1番乗りのようだ。
先ずは当日の寝床はゲットである。
避難小屋の床の上で少し休憩。白山の自然保護員の方だろうか!?声を掛けていかれる。「この上はお花が満開であるから、楽しんでね。」と。
17日は朝早い出発なので、お花の写真を撮りに出かける。
ハクサンフウロ、タカネナデシコ、カライトソウ、ヨツバシオガマ、タカネマツムシソウ、ミヤマダイモンジソウ、ニッコウキスゲ、イブキトラノオ、、、
わぁお〜〜来たかった。7月の白山!お花畑!
いっしょに歩いてくれたメンバーに感謝!!
 
そして、夕食作り。メンバーが考えてくれた山食。
カレースープ(ピーマン、しめじ、乾燥いちじく、ウインナー、じゃがりこ、溶けるチーズ)アルファ米
アボカドとチキンのサラダ。疲れた寝不足の身体に沁み込むように入っていく。有り難い。
 
17日は、日の出を見ようと予定していたが、あまりにもお花畑が素晴らしいので、出発を少し遅らせて、お花を見ながら黒ボコ岩まで歩くことに変更する。
3:20起床。4:00出発。寝袋や鍋、食器類はデボしていく。
黒ボコ岩、室堂。水を給水して、御前ヶ峰へ歩く。
高度を上げるに従って、眺望が素晴らしい。昨年登った別山も見える。
御前ヶ峰に到着。白山奥宮に参拝して、越前禅定道はゴールである。いつもよりちょっとお賽銭を弾み、越前禅定道(市ノ瀬〜御前ヶ峰約10km)を歩き通せたことに感謝し、山行の無事を願う。
大汝山も登り、白山の三山、御前ヶ峰、大汝山、別山登頂である。
 
室堂まで戻り、少し休憩をして、殿ヶ池避難小屋に戻る。デボしていた荷物をザックに詰め下山する。
 
17日は思いのほか好天に恵まれ、下山の尾根道がとても暑かった。熱中症にならないようにと、小さい陰を見つけては、水分補給をしながら下山した。
観光新道分岐までの尾根道、観光新道から別当出合まで長かった。暑いのもあったが、さすが白山!下山口別当出合までの道のりがまた長かった。というか長く感じた。別当出合のバス停近くの谷の水で顔を洗ってスッキリ。冷たい谷水はとてもとても気持ちが良かった。
歩いてみたかった越前禅定道、7月のお花真っ盛りの白山。いっしょに歩いてくれたメンバーに感謝いっぱい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 


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