山行日

2016年6月14日(火)~15(水)

山名・山域・県名

常念岳2857m、蝶ヶ岳2677m

目的 北アルプスの快適な稜線を歩く
コース

【14日】
三股登山口5:33→石室10:47→前常念岳10:54→常念岳分岐12:04→常念小屋12:58

【15日】
常念小屋4:43→常念岳6:03→2592p 7:33→蝶槍9:44→蝶ヶ岳ヒュッテ10:16→蝶ヶ岳10:23→三股登山14:00口

メンバー K村(単独)
天気 【14日】雨、ガス 【15日】晴
交通手段
装備 小屋泊基本装備
入浴 ほりでーゆ四季の郷

今年、最初の北アルプスに常念岳から蝶ヶ岳の稜線を歩くことにしました。コースは三股登山口から常念岳に登り、常念小屋で一泊し、翌日、常念岳に登り返し今回のコースのハイライト常念岳から蝶ヶ岳の稜線を歩き、蝶ヶ岳から三股登山口に下山するコースです。ネットの記録を見てみると1日でこのコースを歩いている人もいますが、常念小屋でゆっくりと槍ヶ岳でも見ながらビールでも飲もうと思い計画した次第です。

【14日】
前日に、道の駅「ほりかねの里」で車中泊し、早朝に三股登山口まで移動してきました。この駐車場は70台ほど駐車できそうで、男女別のトイレも設置されています。ただシーズン中の週末は混みそうです。

登山口を出発してすぐに蝶ヶ岳への分岐がありました。まず常念岳から登るので右手に向かいます。視界の無い針葉樹林帯の急坂を登っていきます。途中から雨が降り出してきたので雨具を着ることに。前常念岳の手前からガレ場で大きな岩を越えて登ります。天候が良ければ視界がいいと思われたがこの日はガスで全く見晴らしはありませんでした。前常念岳の手前に石室がありました。中を覗くと10人くらいは入れそうでした。

前常念岳から常念岳のルートはやせ尾根を歩きます。常念岳への分岐はガスで視界が無かったので、そのまま常念小屋に向かい400m下ることにしました。下っている途中からガスが少し晴れだし小屋について1時間余りもすると、青空が顔を出し槍ヶ岳の稜線も見えました。小屋は6月中旬だったのでガラガラで宿泊者は10人ほどだった。生ビールはまだやってなかったので缶ビールで我慢。

【15日】
昨日よりも天気は良さそうです。5時前に歩き出すとご来光が見えだした。空気が冷たく爽やかで気持ちがいい。昨日下って来た道を常念岳に向けてゴロゴロした岩の登山道をジグザグに登り返します。目の前に現れる槍ヶ岳、大キレット、奥穂高岳の稜線が素晴らしい。
三股への分岐を左に見送るとすぐに常念岳山頂です。山頂には祠が建てられ360度の大パノラマです。上空には 高層の雲が出ていましたが、天気を崩す雲ではありません。常念岳山頂では、正面の槍ヶ岳の北鎌尾根、鎌尾根が手に取るようにくっきりと見え、これから行く蝶ヶ岳の稜線もしっかり見えています。名残惜しいが山頂をスタート。鞍部まで急で足場の悪い岩場を注意して400m下降する。右を見れば槍穂高連峰の峰々、振り返れば見事な常念岳が目に飛び込んでくる。
鞍部まで下って樹林帯の中を抜けP2592を越え最低鞍部まで下り最後の坂を登り切り蝶槍ピークに着く。その後はひらけた広い稜線をのんびり進み蝶ヶ岳ヒュッテに着いた。
蝶ヶ岳で眺望を楽しんだあと、3時間半かけて三股登山口まで戻りました。

          


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