山行日 2016年10月14日(金)~16日(日)
山名・山域・県名

雨飾山(1963.2m)

目的 小谷温泉側から山頂往復
コース

【14日】自宅(9:00)⇒雨飾高原キャンプ場(15:54)

【15日】雨飾山登山口(6:00)→ブナ平(7:08)→1500台地(7:33)→荒管沢(7:47)→笹平(9:27)→雨飾山(10:14)→笹平(11:18)→荒管沢(12:12)→1500台地(12:26)→ブナ平(12:42)→雨飾山登山口(13:25)⇒サンテインおたり(15:51)

【16日】サンテインおたり(8:35)⇒早川(10:02)⇒自宅(16:30)

メンバー K村(単独)
天気 晴れ
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 サンテインおたり

雨飾山は、長野県北安曇郡小谷村と新潟県糸魚川市との県境にある標高1,963.2mの山で妙高戸隠連山国立公園に属しています。山頂は360度の展望があり、二等三角点が設置され、深田久彌によって日本百名山に選定されました。長野県側からは小谷温泉から、新潟県側からは雨飾温泉から、それぞれ主要な登山道があります。山頂は「猫の耳」と呼ばれる双耳峰となっており、南峰には標柱と三角点が、北峰には石仏が並んでいます。

14日9:00に自宅を出発。湖西のR161を経由し敦賀ICから北陸道に乗った。順調に流れ糸魚川ICで高速を下りコンビニで食料と酒肴を調達し、16:00前に登山口である天飾高原キャンプ場に着いた。駐車場に併設する登山者用キャンプ場にはすでに10張足らずのテントが張られていた。

翌朝、4:30頃起床。マイクロバスや車など夜中からどんどん登山者が入ってくる。6:00に登山口を出発。それにしてもすごい人だ。沢を渡って少し下ると大海川沿った広河原と呼ばれる湿地帯に出る。木道に導かれて尾根道に取りつき、登りが始まる。急登だがブナ林に囲まれて秋の空気がすがすがしい。5人で先を急ぎ、荒管沢で一息入れる。見上げれば沢筋から雨飾山々頂辺りを望むことができた。対岸に渡りジグザグの急登をしばらく頑張ると笹平に飛び出した。一面笹に覆われた山稜を進み、途中梶尾温泉方面への道を右に分け山頂直下まで来た。見上げるとアリの行列のように登山者が張り付いている。最後の登りに取りついたが、下山者とのすれ違いに時間がかかる。

10:14山頂着。ものすごい数の登山者。山に来たというよりも雑踏にもまれている表現が当てはまる。ただ展望は素晴らしく糸魚川あたりの日本海の海岸線。朝日、雪倉からの白馬岳はもちろん槍の穂先までも一望できる。北アルプスがまさに立ちはだかっているようだ。帰路は山頂直下の急斜面に気をつけ往路を戻った。下山後、鎌池に立ち寄った。快晴の空、豊かな色彩と紅葉と山肌。それらが穏やかに静止した水面に写り込む神秘的な光景は、息をのむ美しさだった。本日の宿、サンテインおたりで汗を流した。最終日はビューポイント早川地区に少しだけ立ち寄り京都に戻ってきた。

         


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