奥ノ谷山・中山谷山
山行日 |
2021年8月10日(火) |
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山名・山域・県名 |
奥ノ谷山・中山谷山・京都北山・京都府 |
目的 | 京都北山未踏ルート探索シリーズ12 |
形態 | 日帰・個人山行 |
コース | 美山町田歌ー林道分岐ーツベタ水谷ー奥ノ谷山ー743ー766ー中山谷山ーアシ谷ー美山町田歌 |
メンバー | Y村、I本、計2人 |
天気 | 雨時々曇り |
交通手段 | 自家用車・美山町田歌五波谷川沿林道駐車 |
装備 | 日帰り基本装備、沢登り装備、雨対策、読図 |
入浴 | 自然文化村河鹿荘 |
京都北山の未踏ルートを読図しながら歩くシリーズの第12弾。今回は沢登、新たな気持ちの良い沢を求めて美山町へ。ルートの選択はY村会長、登りはツベタ水谷、下りはアシ谷を使う。今回想定以上に成果があったのは
登りで使ったツベタ水谷、10メートルクラスの滝を筆頭に3メートルから5メートル前後の適度なサイズの滝が続く、Xの滝、ナメ滝、二段滝、三段滝と水が枯れる最後の一滴まで楽しませてくれる。倒木はほとんどなく危険な箇所もほぼ無い。周囲は植林帯ではあるが時折カツラの大木が聳える。写真に映る会長の喜びを隠しきれない表情からも沢のグレードの高さとその沢を見つけ出した優越感を感じ取って欲しい。残念ながら水が途切れた山頂直下までの道のりは獣も入らぬような薮でお薦めではない。
奥ノ谷山から中山谷山までの稜線は踏み跡はほとんど感じられないが気持ちよく歩ける。途中には京都大学の石柱があり京都大学芦生研究林との堺であることがわかる。
中山谷山からの下りはアシ谷を降りるが、こちらはツベタ水谷とは対象的に全く快適とは程遠い。倒木あり、小枝あり、落ち葉あり、水は泥水ときている。同じ山域でもここまで表情が異になるものかと驚かされる。
さらに下山して装備を緩めてみると二人合わせて20匹弱のヒルに見舞われておりこの日1番の叫びとなった。