山行日 | 2018年10月6日(土)~7日(日)前夜出発 |
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山名・山域・県名 | 北アルプス秘境!下ノ廊下(扇沢→黒部ダム~阿曽原温泉~欅平→宇奈月温泉) |
目的 | 下ノ廊下(旧日電歩道)日本屈指の秘境を歩く |
コース |
10月5日(金) 10月6日(土) 10月7日(日) |
メンバー | 3人 |
天気 | 晴 |
交通手段 | 車 |
装備 | ヘルメット、スリング2本、カラビナ1枚、安環付カラビナ1枚、ヘッドライト、雨具 |
入浴 | 大町温泉ひじり乃湯 https://onsen.nifty.com/takeoonsen-onsen/onsen008005/ |
もともと黒部は、災害と天候に影響を受ける場所なので今年の台風の被害も尋常ではなかった。
山行予定日のギリギリまで登山道の整備作業が進められていたが、幾度も襲ってくる次の大型台風、25号の影響も気になっていた。
代替え案も視野に入れ、直前まで天気予報を見極め試案した結果。
6日は晴れ、7日は雨が降るかもしれないがさっさと下山。標高も低いので決行の判断に行き着いた。
台風が近づいているのに晴れの予報に?と思ったが、小屋の情報でも心配ないのではと予想している。
なにより決断の最も大きな要因は苦労して考えた登山計画を遂行したい。間違い無いかを検証したい。という気持ちの方が強かった。
(下山後の移動手段、乗継の情報収集に手こずった。)
10月6日(土)は予報通り晴れ。フェーン現象の影響で初夏の暑さ。
黒部別山の山頂部が紅葉していて青空とのコントラストがとても綺麗。
黒部の魔人、黒部の怪人、大へツリ、十字峡、S字峡など名称からしても秘境中の秘境。
核心部はさすがに高度感はあったが、登山道は良く整備されていてあまり不安を感じずに通行出来た。
仙人谷ダムで「お邪魔します」とトビラを開けて関電の施設内を通過する特殊なコースがあり冒険心をくすぐる。
山奥なのに上部軌道が運行しており列車がいきなり目の前を通過したりワクワクする迷路のような隧道歩きが楽しかった。
山行前に吉村昭の小説「高熱隧道」を読んだり、黒部の予備知識を仕入れてから歩くともっと楽しめたと思う。(なんか熱いと思った。)
阿曽原温泉小屋で男性の入浴時間まで休憩。夕食はカレー、とても美味しい。翌朝は弁当にしてもらった。
小屋の主人が台風の影響で70人のキャンセルが出た事をぼやいていた。
就寝中20時頃、台風通過。物凄い強風が小屋を襲い吹き荒れていた。
10月7日(日)は3時に起床。
土砂降りの雨に伴い行動中止。夜明けまで様子を見る事にして二度寝に入る。
5時20分に目が覚める。雨はすっかり上がり登山者は続々と出発していた。
出遅れた私達も準備を整え大急ぎで出発する。天気は曇りで雨が降っても小雨程度。
ガスと切り立った断崖絶壁が中国の水墨画のような雰囲気を醸し出す。
有名な水平歩道も核心部が1ヵ所有るだけで全体的には良く整備され歩きやすかった。(天井が低いので油断していると岩に頭を打つ。)
自然のシャワーを浴びたり、150mのトンネルをヘッドライトで突入したり、お楽しみポイントとも思える変わった通過地点が幾つもあった。
デンジャラスなコースがとても楽しく大満足な探検山行となった。
下山後は電車で3県にまたがる大移動。(富山県宇奈月温泉→新潟県糸魚川→長野県信濃大町)
黒部峡谷のトロッコに乗って、富山地方鉄道に乗って、北陸新幹線に乗って、JR大糸線に2時間乗って、約5時間乗りつぎ信濃大町駅の車を回収した。
今回の計画を実現出来たのは運が良かった事もあるが今後の自分にとって大きな糧となった。
山行予定日のギリギリまで登山道の整備作業が進められていたが、幾度も襲ってくる次の大型台風、25号の影響も気になっていた。
代替え案も視野に入れ、直前まで天気予報を見極め試案した結果。
6日は晴れ、7日は雨が降るかもしれないがさっさと下山。標高も低いので決行の判断に行き着いた。
台風が近づいているのに晴れの予報に?と思ったが、小屋の情報でも心配ないのではと予想している。
なにより決断の最も大きな要因は苦労して考えた登山計画を遂行したい。間違い無いかを検証したい。という気持ちの方が強かった。
(下山後の移動手段、乗継の情報収集に手こずった。)
10月6日(土)は予報通り晴れ。フェーン現象の影響で初夏の暑さ。
黒部別山の山頂部が紅葉していて青空とのコントラストがとても綺麗。
黒部の魔人、黒部の怪人、大へツリ、十字峡、S字峡など名称からしても秘境中の秘境。
核心部はさすがに高度感はあったが、登山道は良く整備されていてあまり不安を感じずに通行出来た。
仙人谷ダムで「お邪魔します」とトビラを開けて関電の施設内を通過する特殊なコースがあり冒険心をくすぐる。
山奥なのに上部軌道が運行しており列車がいきなり目の前を通過したりワクワクする迷路のような隧道歩きが楽しかった。
山行前に吉村昭の小説「高熱隧道」を読んだり、黒部の予備知識を仕入れてから歩くともっと楽しめたと思う。(なんか熱いと思った。)
阿曽原温泉小屋で男性の入浴時間まで休憩。夕食はカレー、とても美味しい。翌朝は弁当にしてもらった。
小屋の主人が台風の影響で70人のキャンセルが出た事をぼやいていた。
就寝中20時頃、台風通過。物凄い強風が小屋を襲い吹き荒れていた。
10月7日(日)は3時に起床。
土砂降りの雨に伴い行動中止。夜明けまで様子を見る事にして二度寝に入る。
5時20分に目が覚める。雨はすっかり上がり登山者は続々と出発していた。
出遅れた私達も準備を整え大急ぎで出発する。天気は曇りで雨が降っても小雨程度。
ガスと切り立った断崖絶壁が中国の水墨画のような雰囲気を醸し出す。
有名な水平歩道も核心部が1ヵ所有るだけで全体的には良く整備され歩きやすかった。(天井が低いので油断していると岩に頭を打つ。)
自然のシャワーを浴びたり、150mのトンネルをヘッドライトで突入したり、お楽しみポイントとも思える変わった通過地点が幾つもあった。
デンジャラスなコースがとても楽しく大満足な探検山行となった。
下山後は電車で3県にまたがる大移動。(富山県宇奈月温泉→新潟県糸魚川→長野県信濃大町)
黒部峡谷のトロッコに乗って、富山地方鉄道に乗って、北陸新幹線に乗って、JR大糸線に2時間乗って、約5時間乗りつぎ信濃大町駅の車を回収した。
今回の計画を実現出来たのは運が良かった事もあるが今後の自分にとって大きな糧となった。