山行日 2021年3月29日(月)
山名・山域・県名 鈴鹿山系 孫太尾根~藤原岳
目的 春の鈴鹿山系、孫太尾根〜藤原岳の自然を楽しむ
形態 日帰り山行
コース

伊勢治田駅ータクシー移動-孫太尾根登山口ー丸山650m-草木834m-多志田山965m-藤原岳1140m‐避難小屋ー大貝戸登山道ー大貝戸登山口ー西藤原駅ー三岐鉄道ー伊勢治田駅ー阿下喜温泉あじさいの里

メンバー CL:Y野、K村、S字、O川、T内、H田、U谷、I本、I藤、 計9人
天気 曇り 晴れ
交通手段 車2台 タクシー3台 三岐鉄道
装備 日帰り基本装備、雨対策
入浴 阿下喜温泉あじさいの里   http://gp-kutsuki.com/spa
 
3月の平日山行は、あのヒルが出ないうちに鈴鹿山系を歩きたい、孫太尾根を登ってみたい、という希望があり今回の企画となった。
 
3月29日(月)メンバーの休日を合わせると山行日はこの日に決まった。
早春の鈴鹿山系、孫太尾根~藤原岳を9人のメンバーで歩くこととなった。
当日は、前日の雨も上がり、青空も少しずつ広がり始めた。
登山口から30分ほど登り、青川峡が見えるところまで登ると、西側の遠足尾根が見えはじめる。そして、少しずつ高度を上げると黄緑色の竜ヶ岳が見えはじめる。北側には少し残雪が残った御池岳が見える。気持ちがいい。
植林帯を抜けて、足元が石灰岩の割れた岩場になると、早春の花が迎えてくれる。ヒロハノアマナ、ヒトリシズカ、ミスミソウ、ミノコバイモ、オニシバリ、、、
丸山650m、草木834m、多志田山965mでほぼ5分ずつ休憩をとりながら、ゆっくりゆっくり上った。
多志田山を越えて、鞍部、そして、藤原岳までの急登に、フクジュソウの群生地がある。這い上がるように登り、フクジュソウの写真を撮る。もうだいぶ咲いた後のようだ。葉が大きくなっている。今年の花の開花は早い。
すると、落石がメンバーの近くを襲ってきた。前日の雨で斜面の土が柔らかくなっていたためか!前を歩いている登山者か!落石は落とさないように、当たらぬように、、、気をつけて歩かねば。
フクジュソウを鑑賞して登ってきた孫太尾根を振り返ると、なんと!孫太尾根の多志田谷側が石灰岩の採掘のために削られていた。あっ!孫太尾根までも削られていくのか、、、と思うと寂しくなった。
山頂につき、昼休憩をした。その時、広々とした山頂と新しい地形図には、藤原岳の三角点が消えているということが話題になった。自分の持っている地形図には山頂の東側に△1009,5とのっている。しかし、新しくネットでダウンロードした地形図には△三角点がなくなっていた。
下山は大貝戸登山道をくだり、西藤原駅から三岐鉄道に乗った。山頂から見えていた太平洋セメントの工場地帯の中を通り、伊勢治田駅まで乗り駐車地に戻った。
石灰岩とお花!自然と開発!現状を見て、考えさせられる山行となった。

 

   


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