山行日 2026年6月24日(水)
山名・山域・県名 利尻山 北海道利尻富士町
目 的 累積標高1,500M超えの長距離コースに挑む。高山植物鑑賞
形 態 日帰り山行
コース 4:50利尻北麓野営場登山口→6:55第一見晴台→8:26第二見晴台→8:52長官山(8合目)→9:35利尻岳山小屋→11:42利尻山山頂→13:47長官山→16:14北麓野営登山口
メンバー 4人
天 気 快晴
交通手段 交通機関利用
装 備 日帰り基本装備、多めの水分、雨対策、携帯トイレ
入 浴 ペンション レラモシリ(宿泊地)

日本百名山の1番目に数えられる北海道の利尻山。

累積標高差が1,500m以上、コースタイムは10時間超のタフなコース。この山行に備え、奈良県大峰弥山にて事前トレーニングを行い、できる限りの備えをして、本番にのぞんだ。

【課題】

①スタミナの維持 

②無理なく歩き続けることができるペースをつかむ 

弥山トレーニングでは、実際に20キロに及ぶコースを歩ききることができ、持久力の強化につながり、また、安定したペースで歩くことができ、自信につながった。

【本番】

朝から快晴。気温もほどよく、歩き出しは快調。登山道に入ってすぐマイヅルソウやクルマバソウの大群に迎えられ、次々に現れるお花たちの撮影に余念がない。

見晴台を超え、8合目まではお花に囲まれた登山道を登り、少しずつ高度をあげていく。まだ利尻山の姿は見えない。長官山(8合目)に到着するとようやく目の前に利尻山の頂が現れ、その壮大さに歓声!でも、頂上はまだまだ先・・・。頑張らなければ・・・。ここからはリシリフウロ、エゾノハクサンイチゲ、ミヤマアズマギクなど固有種のお花も現れ、私たちを応援してくれているようだった。そして、オオバナノエンレイソウが咲いているのを見つけた!本当にたくさんのお花が出迎えてくれた。

9合目に到着すると「ここからが正念場」という文言が。山頂まで標高差300m程。実際にここからの登りがかなりきつく、階段、ガレ場、また、油断するとあおられそうなほどの風も吹いており、稜線を歩く際には細心の注意を払いながらの登頂。ようやく山頂の祠が見えたときは嬉しくて涙が出そうだった。そして、程なくして全員で無事に山頂に立つことができた。初めはガスに覆われていたが、風がガスを吹き飛ばしてくれ、雲の切れ間から素晴らしい景色も堪能できた。山頂にいた若者に全員で記念撮影をしてもらい、感動に浸りながら、意気揚々と下山開始。

ところが、下山はとにかく長く感じ、また登山道には小石が多く、足元が非常に不安定。浮石に足を取られ、転倒しそうになる場面もあった。疲れた状態での下山になるため、より高い集中力と安定した体感による、ブレない歩行技術が必要だと感じた。

ともあれ、最後まで全員で声を掛け合い、こんなにも最高の青空の下、元気にゴールできた喜びはひとしお。なかなか訪れることができない百名山のひとつ。環境が違う景色や固有植物を堪能でき、メンバー全員で時間をかけて準備をしてきたことにより、非常に充実した山行となった。

【学び】

①標高差や距離だけでなく、「傾斜の質」を意識したトレーニングが必要

②急な下り斜面に対応できる筋力、関節の柔軟性を鍛えておく重要性。集中力の維持

③無理のないペースで長く歩き続けることが大事

④こまめなエネルギー補給が効果的!

【今後の課題】

・本番に近い山での試走は自身の課題を確認、改善するうえで有効だった。今後も標高差や急登のある山で段階的にトレーニングを重ね、体力向上と経験を積みながらレベルアップを図りたい

・利尻山は圧倒的な景色を見せてくれたと同時に登山者としての課題を明確にしてくれた。今回の反省を次のステップに活かし、さらに強い足腰を作っていきたい

・事前のトレーニングがかなり自信につながり、最後まで自分が納得できるよう、ペースを落とさず歩くことを目標にのぞんだ。9合目からはやはりとてもしんどくて、ペースを落としてしまったが、メンバー皆の力を借りて、最後まで歩ききることができた。無理なく歩き続けることができる体力、筋力を高めるため、トレーニングを続け、歩き方も見直して、ペースを少しでもあげていけるよう、取り組んでいきたい。

・普段から足の置き方や身体の運び方など「丁寧に」歩くことを意識しているが、疲労もあり動きが雑になり、その結果、さらに筋疲労が蓄積する、という悪循環を感じた。実際に普段はほとんどない筋肉痛が数日続いたのは予想外で、身体の動き、扱い方を改めて見直すこと、また、心身共に余裕を持つことが大切だと思った。


ページトップへ戻る