| 山 行 日 | 2026年5月10日(日) |
|---|---|
| 山名・県名 | 三重嶽(△971m):滋賀県 高島トレイル |
| 目 的 | 高島トレイル未踏のピークへ |
| 形 態 | 定例山行 |
| コ ー ス | スタート地点(7:57)→八王子谷登山口(8:11)→荒谷山(10:02)→三重嶽(13:04)→三重嶽登山口(16:06)→ゴール地点(16:27) |
| 参加人数 | 5人 |
| 天 気 | 晴れ |
| 交 通 | 自家用車 |
| 装 備 | 日帰り基本装備 |
感想・記録
今回は滋賀県高島市に所在し、野坂山地の最高峰で高島トレイル属する三重嶽(さんじょうだけ)を計画した。
滋賀県高島市内80キロを縦断する「高島トレイル」は日本海側と琵琶湖側の境界である中央分水嶺である。
その高島トレイルの最高峰「三重嶽」へ初挑戦した。単に最高峰に登りたいだけではなかった。
主に春と冬になれば赤坂山に登っている、その山頂から稜線を目で追っていくと目の前の大きな頂きに目が止まる。「何という名前の山?」と聞くと「大御影山に三重嶽、武奈ヶ嶽」と教えて頂けた。耳で聞くより漢字で読んでみると なにやら一段と格の高そうな山に感じ、おいでと呼んでくれてるように思えた。しかし、この三重嶽。そう簡単に登らさせて頂けないことがわかった。それはこの辺りでは一番熊に遭遇しやすい、そして登山道があってないようなルーファイが必要、なによりも登山口までの林道が落石等でたどり着けない恐れもあるとのこと。
とても2人では登れない、そうだ!私の定例登山に募ってみよう。と企画し、私を除く4名を募集し当日5人で登頂を目指した。
ところが登山口に着くものの「本当にここが登山口?」と一歩ひいてしまうような草木が覆い茂るところが八王子登山口であった。きっと虫も多いだろうと思う登山口に勇気振り出し一歩進むが 足元に小さな小川が流れ、それに気を取られて足を踏み外すと真下の大きな川に転落する危険な草木ゾーンが待ち受ける。みんなで声を掛け合い脱出すると更に驚く光景が待ち受けていた。目の前が壁のようにしか見えない急登。ひとりずつ一歩ずつ滑落せずに、落石せずに登り始め、5人の姿が見え隠れしながらも自己責任の元、匍匐前進で上へ上へと進む。木を掴むとポロッと折れたり、辺りには小石が散らばっていて下の者に落とさないよう慎重に悲壮感すら漂ったかもしれないほどの集中力が必要な急登であった。
ようやく5人が合流し、ホッとしたところは登山道であった。ほんの少し登山道らしき道を歩くと 第二弾が待ち受けていた。正解がわからない硬いシャクナゲ枝の藪漕ぎをかき分け、ユズリハのトンネルをくぐり抜け、休める場所、通れる道を探すルーファイ。
本来なら心が怯むであろうがみんな明るく、楽しく笑顔であった。そうした道を無事に通り抜け、やっとの思いで高島トレイルに合流し、私たちは美しいブナ林に迎えられ、母なる琵琶湖を眺め三重嶽の登頂が果たせた。もちろん5人手を繋いで!
4人が初三重嶽である、全員で三重嶽の看板に同時タッチしたいと思えたのである。今日は戦友とも言うべき仲間だと思ったから「手を繋ごう」と声をかけた、みんな素晴らしい笑顔だった。
ブナ林の下でお昼ご飯を頂き、またコンパスを使いながら下山。分かりにくい登山道と思いきや何度か迷っただけですんなりと下山できた。
無事に安全に下山出来たから言えることであるが なかなかの上級者向けの登山道であり、挑戦、危険、楽しさを存分に味わえた山行であったと思う。
初リーダーで段取りが悪く皆さんをおかけしたが、参加して下さった方からはいい山選びをし大成功に終わり、ゼニーツならではの醍醐味を味わうことが出来たとお声を頂き、心の奥底で微笑む私であった。











