山行日 | 2022年9月10日(土)〜9月11日(金) |
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山名・山域・県名 | 雲取山(△2017.1m)、東京都、埼玉県、山梨県 |
目的 | 個人山行、歩荷トレーニング |
形態 | 避難小屋泊山行 |
コース |
【1日目】 【2日目】 |
【】 | 2人 |
天気 | 1日目:雨 2日目:晴れ |
交通手段 | 公共交通機関 |
装備 | 避難小屋泊装備、雨対策 |
入浴 | 玉翠荘 800円(タオル付き) |
翌週に予定しているテント泊登山に備え、歩荷トレーニングに行くこととした。なるべくなら涼しいところを歩きたい。関東在住のゼニーツメンバーに相談したところ関西から登山口まで公共交通機関を使って行ける雲取山を勧められた。山頂に素晴らしい避難小屋があるとのこと。ただ避難小屋に1人で泊まるのは少々怖い。雲取山には避難小屋の他、営業小屋の雲取山荘やテン場もあるらしい。1人ならここに泊まろうと思っていたが、古い友人に声をかけたところ一緒に行ってくれることになったので、避難小屋泊装備で行くことにした。
久しぶりの避難小屋泊装備での登山。関東在住メンバーから事前に、人気の避難小屋なのでなるべく早く行かないと入れないかもとアドバイスをもらっていた。万が一を考えてツエルト泊装備も用意はしているが、今日の天気は雨、なるべくなら雨の中ツエルトで寝たくはない。鴨沢登山口からの登山道は整備されていて歩きやすいが、背中の荷物が重くて中々足が進まない。この山トレランの人が多く、どんどん抜かされていく。さらにテント泊もしくは避難小屋泊装備らしき若者も多く、どんどん抜かされていく。こんな歩みで来週に計画しているテント泊登山が心配になる。来週のテン場は争奪戦。テントが張れなければ下山するしかない。そして今回の避難小屋の定員は20名ほど。気持ちばかり焦る。避難小屋近くには水場がないので途中の七ツ石小屋でさらに2.5Lの水を汲んで歩荷する。ますます背中は重たい。そこから歩くことさらに2時間半。ようやくガスの向こうにぼんやりと小屋らしきシルエットが見えてきた。小屋に到着して恐る恐る引き戸を開けてみる。なんと!誰もいない!貸切か?と思いきやしばらくしたら若い男性が1人やってきた。若者に尋ねられた、僕の装備で今日ここに泊まることできるでしょうか?と・・・。
結局この日避難小屋に泊まったのは私と友人、そして若い男性1人だけだった。
翌朝、空は快晴そして一面の雲海が眼下に広がり、遠くには富士山が聳えていた。昨日雨の中頑張って登ってよかったと心から思った瞬間だった。雲取山山頂は避難小屋から2〜3分のところにある。山頂にはなんとも立派な石碑が建っていた。2017.1mの標高の雲取山、2017年記念で建てられたものだった。(Mおか記)