山行日 | 2022年8月21日(日) |
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山名・山域・県名 |
木曽駒ヶ岳(▲2956.1m)、宝剣岳(2931m)、中央アルプス、長野県 |
目的 | 個人山行、富士山山行1週間前の高所順応登山 |
形態 | 前夜初、日帰り山行 |
コース |
菅の台バスセンター(バス)6:15→しらび平駅(駒ヶ岳ロープウェイ)→千畳敷駅7:20 |
メンバー | 6人 |
天気 | 晴れのち曇り |
交通手段 | 自家用車 |
装備 | 日帰り基本装備、多めの水分、雨対策 |
入浴 |
こまくさの湯 700円/大人1人 |
翌週に控えている富士山山行の高所順応トレーニングとして、本来は三沢岳山行を予定していたのだが午後から雷雨の予報。三沢岳までは往復ピストンの稜線歩き。雷を懸念して、コースタイムの短い木曽駒ヶ岳に変更することにした。また木曽駒ヶ岳であれば途中山荘も何軒かあるので万が一の時避難も可能だ。木曽駒ヶ岳に変更するかもという案は前夜にメンバー全員と共有していた。
木曽駒ヶ岳なら雨が降り始めるまでに下山できると踏んで、またメンバーのうち半分が木曽駒ヶ岳は初めてだということもあり木曽駒ヶ岳登頂に変更した。時間が許せば帰りに宝剣岳にも寄ることとした。
早朝、菅ノ台バスセンターの駐車場に到着した時は雨が降っていたが、天気予報通り6時始発のバスに乗る頃には青空が広がっていた。こんなに良いお天気なのに午後から崩れるとはにわかには信じがたいが、天気予報を信じて三沢岳に後ろ髪をひかれながらも木曽駒ヶ岳に登こととした。
さすが高所だけあって、涼しくて気持ちがよい、頭上には晴天が広がっている。乗越浄土まで登ってくると三沢岳への稜線もきれいに見えた。高所順応が目的であったので乗越浄土から駒ヶ岳までの稜線上はゆっくりと歩きのんびりと過ごした。
駒ヶ岳山頂にはあっという間に着いた。ここでしばらく休憩をとることにした。休憩を終えて下山しようかと思っていた頃には雲が段々と下から上がってきて、三沢岳への稜線は見えなくなっていた。その後宝剣岳へ登り、宝剣岳から下りてきた頃には宝剣岳さえも雲にかくれて見えなくなっていた。乗越浄土から千畳敷駅へ下りる頃にはガスが深くなっていた。予報通り天気は崩れていった。途中、ロープウェイのアナウンスが聞こえてきた。雷が鳴るとロープウェイは運休するので本日中に下山しなければならない方は急いでロープウェイに乗って下さいとのことだった。すでに千畳敷カールまで下りてきていたので、足早にロープウェイ駅に向かった。ロープウェイにも無事乗ることができ、しらび平でのバスの乗り継ぎも良く、駐車場までは雨に降られることもなかった。青空にも騙されず天気予報を信じて、ぎりぎりになってルート変更を快諾してくれたメンバーたちのおかげで登山中は雨に打たれることもなく、ちょうどこまくさの湯の駐車場に着いたタイミングでどしゃぶりの雨に打たれた程度で済んだ。