紀泉アルプス 雲山峰〜俎板石山縦走

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山行日 2021年10月9日(土)
山名・山域・県名 紀泉アルプス、和歌山県、大阪府の県境尾根
目的 個人山行、避難小屋泊縦走の為の歩荷練習
形態 日帰り山行
コース

山中渓駅(70m)8:38〜第二パノラマ展望台〜銀ノ峰コース〜P245〜第一パノラマ展望台〜四ノ谷山(△363.0)P329〜雲山峰(△489.9)12:11〜地蔵山P446〜井関峠13:26〜懺法ヶ嶽〜大福山(P427)14:28〜俎石山(△419.9)〜キャンプ場分岐〜飯ノ峰川沿い〜桃の木台登山口16:48〜電子三角点(△78.3)17:40〜箱作駅(南海本線)解散18:18

メンバー 12名(内体験参加者2名含む)
天気 晴れ
交通手段 公共交通機関
装備 日帰り基本装備
入浴 なし

10月に四国の剣山〜三嶺の縦走計画を立てており、その歩荷訓練としてこの紀泉アルプスを計画した。計画当初は8月の末、まだまだ夏真っ盛りの季節。紀泉アルプスの標高は低く暑い時期に歩くには適していない。10月になれば気持ちの良い尾根歩きができるであろうと計画したのだが、この日は10月としては異例の暑さになった1日だった。

 歩荷訓練なので背中は重く、そして気温は高い。飲んでも飲んでも体中の水分が汗に変わっていく。このコース、累積標高差は約600mくらいだが、小さなピークをいくつも超えていく、そして距離が長い。今回は長い距離を歩荷する目的で計画した。
 
暑さに体力を奪われながらひたすら歩く。
剣山〜三嶺の縦走は10月の末を予定している。さすがに本番の縦走では秋風の涼しい中紅葉を眺めながら気持ちの良い尾根歩きができるはずだと心膨らませながら歩いた。
ロケーションの良い大福山で少し遅いお昼休憩をとった。ここはベンチやテーブルもあり、大阪湾も見えて景色も良い絶好の休憩ポイント。ここでA氏がチャイを振る舞ってくれた。そしてOさんの美味しいケーキと共に贅沢なティータイム。
ミルクと生姜とシナモンを煮込んだ本格的なチャイだった。
休憩を終えると、今回は新規会員や体験山行者も数名参加してくれていたため、会長が昼食後にプレートコンパス講座を開いてくれた。
もっとここでのんびりしたいのは山々だけど、まだまだ残した距離は長い。再び重い荷物を背負って歩き始める。お昼を過ぎると気温が一段とまた高くなった。
桃の木台登山口に下山する頃には、あたりは薄暗くなっていた。暑いと言えども季節は10月、日は短い。桃の木台地区の小学校の敷地内に電子三角点があるのを会長が地形図で見つけてくれたため、少し遠回しりになるけれどどんなものか見に行くことにした。学校の職員の方に断りを入れて敷地内に入らせていただいた。この日私は初めて電子三角点と言うものを見たのだが、通常の石でできた三角点とは全く異なるものだった。
 
この日、箱作の駅に着いた時、既に18時をまわっていた。
そして朝9時前から約9時間かけて18キロの道のりを歩荷した。良く歩いた、あとは縦走本番を残すのみ。
 

 

電子三角点

 

チャイ


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