山行日 |
2014年10月19日(日)
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山名・山域・県名 |
谷川岳1977m、茂倉岳1978m
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目的 |
谷川連峰の展望台の茂倉岳へ |
形態 |
個人単独山行 |
コース |
土樽駅6:03→度合駅→6:40→谷川ロープウエー度合口駅7:21→天神平7:40→熊穴沢避難小屋8:25→肩の小屋9:46→トマノ耳10:04→オキノ耳10:26→ノゾキ11:03→一の倉岳11:49→茂倉岳12:16→茂倉岳避難小屋12:46→矢場ノ頭13:53→土樽駅14:41
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メンバー |
K村(単独) |
天気 |
快晴 |
交通手段 |
車、JR |
装備 |
日帰り基本装備 |
入浴 |
土樽共同浴場 岩の湯 400円 |
紅葉の新潟の山、谷川岳から茂倉岳を縦走してきました。ルートはJR上越線の土樽駅に車を置き、朝一番6:28発の列車で一駅、土合駅まで乗車し、ゴンドラで天神平まで高度を稼ぎ、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳を縦走し、茂倉新道を下り土樽駅に戻るコースです。
初めて歩くコースで少し不安はありますが行くことにしました。
前日に道の駅「南魚沼」で車中泊をしました。夕方、隣町の湯沢町へ温泉に入りに行きましたが、同町の高層のリゾートマンションの多さに驚きました。山間の町で少し異様な光景でした。
川端康成の小説『雪国』の舞台となった町でもあり、スキー場が多くあり、バブル期にはスキー客用のリゾートマンションが多く建設され、「東京都湯沢町」とまで揶揄されたとのこと。
その後、バブル崩壊に伴うスキーブームの終焉により、スキー客は減少し、リゾートマンションは売りに出され、マンション価格は暴落するなど、湯沢町の経済に大きな影響を与えています。
今後これらの施設は確実に廃墟化すると思われ、結果的にバブルに翻弄され、そのつけを負ったこの町の将来が心配になってきました。
JR土樽駅に着きました。駅前は5台ほど駐車できます。登山の格好をした親子づれの車が1台来ました。
時間どおり、6:28国鉄時代のような懐かしい列車が入線してきました。駅を出るとすぐにトンネルに入り、トンネルを出れば度合駅でした。所要時間9分でした。
土合駅に着きました。登りの駅は地上駅ですが、下りの駅はトンネル状の通路を486段階段を下って行かなければホームに到達できないとから、「日本一のモグラ駅」として親しまれています。ここから谷川岳ロープウエー度合口駅まで40分ほど歩きます。
ゴンドラが3分間隔で発射し、天神平駅まで15分です。
標高1319mの天神平に着きました。谷川岳山頂まで標高差600m余りの登りです。
谷川岳の双耳峰の山頂が見えました。左がトマノ耳で右がオキノ耳です。思ったよりも紅葉はしていません。
途中の熊穴沢避難小屋では多くの登山者は休憩をしていました。
肩の小屋まで登ってきました。本日は快晴なので登山者が多いです。 それにしても秋とは思えない程、日差しが強く暑くて汗まみれです。
万太郎山から仙ノ倉山に続く縦走路で、素晴らしい稜線です。いつかは歩いてみたいが関西からは少し遠いか。
谷川岳山頂から一ノ倉岳、茂倉岳山頂に続く稜線が奇麗に見えています。今から向かいます。
狭いオキノ耳山頂は人でごった返していました。ただ、登山者の多くは谷川岳をピストンする者が多く、ここから先はぐっと人は少なくなりました。
ノゾキから有名な一ノ倉沢を覗いてみました。
富士浅間神社の奥ノ院の鳥居をくぐっていきます。
11:49一ノ倉岳に到着しました。
歩いてきた谷川岳からの稜線を振り返ります。
武能岳、大源太山に至る稜線が見えています。
15:16 茂倉山に到着しました。
山頂から150m下る所に建つ茂倉避難小屋。中を覗くとしっかりとした立派な小屋でした。
矢場の頭まで下ってきました。この茂倉新道は木の根っこが張り出して非常に歩きにくく、時間がかかりました。
14:41 土樽駅まで戻ってきました。