山行日 2014年6月5日(木)
山名・山域・県名 開聞岳 924m
目的 らせん状に登って絶景の海を見下ろす薩摩富士へ
コース かいもん山麓ふれあい公園8:49→二合目8:59→五合目9:48→開聞岳11:17→五合目12:29→二合目13:05→かいもん山麓ふれあい公園13:15
メンバー K村(単独)
天気 晴れ
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 無し

今回は、鹿児島県の薩摩半島の最南端に位置し、標高が924mで日本百名山の一つの開聞岳に登ることにしました。別名薩摩富士とも呼ばれ、開聞岳の周囲には、他の山や建物などの遮るものがなく、南薩摩地域のほとんどの場所から、その綺麗な円錐形の山を眺めることができ、車を走らせていてもよくわかります。

登山当日は早朝からヘリによる害虫駆除の薬剤散布をするとの情報を得ていたので、役場に時間を問い合わせ、登る時間を遅らせることにしました。それまでの間、長崎鼻などプチ観光をしました。かいもん山麓ふれあい公園に車を駐車し歩き出すとヘリ2機が停まっていました。
登山口の場所が海抜0メートル付近にあるため登頂の際の標高差は900メートル以上あります。舗装路を歩き2合目から実質の登山口になります。浸食された道で両側にシダが茂り頭上を松や照葉樹が覆うようになり薄暗い。五合目までくると木々の間から池田湖方面の展望が得られる。北から東へ螺旋状に回り込んだ登山道はしだいに南に向かう。8合目あたりまで来ると南に太平洋が開けてきた。9合目あたりまで登ると枕崎方面に続く海岸線と白波が奇麗に見える。すごい高度感です。北側から回り込んで山頂に至りました。山頂には御嶽神社と牧聞神社奥宮がありました。この山自体が牧聞神社の御神体で昔は「ひらきき岳」と呼ばれていたらしいとのことです。下山は往路を戻った。

ただ、終戦間近の昭和20年3月に始まった沖縄戦で、連合軍の艦船に爆弾を積んだ戦闘機で体当たりしようと出撃した特攻機の多くは、知覧(鹿児島県南九州市)など九州南部の基地から飛び立ち特攻隊員が最後に見た本土の景色が開聞岳だったと思うと少し複雑な気持ちになってしまいました。
           


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