山行日 2014年6月9日(月)
山名・山域・県名 大船山、平治岳
目的 ミヤマキリシマを見に行く
コース

長者原5:54→雨池6:51→坊がつる8:11→段原9:35→大船山10:01→段原11:12→大戸越11:47→平治岳12:35→大戸越13:31→坊がつる14:14→法華院温泉14:43

メンバー K村(単独)
天気 晴れ
交通手段
装備 小屋泊基本装備
入浴 法華院温泉

久々に、ミヤマキリシマが見たくなり九州へ渡ることに。フェリーで大分に渡り途中寄り道をして長者原に17:00頃に着いた。下山してくる登山者は天気が悪いこともあるのか、ドロドロになっている。相当な悪路が予想された。その夜は長者原の駐車場で車中泊とした。

 翌朝起きてみると。天気は曇り空。とりあえず準備を整え出発。長者原ビジターセンタ横の平治号の銅像を抜け登山道に入る。木道を抜けると想像していたとおりの、登山道は泥濘の悪路となる。雨ケ池までは灌木帯の中を徐々に高度を上げていき登り詰めるとやや開けたところに出る。雨ケ池越を過ぎると、一旦坊がつるまで下る。坊がつるは久住山と大船山等に囲まれ、阿蘇くじゅう国立公園に含まれる標高1230メートルの場所に位置する日本では希少な中間湿原でキャンプ場になっており、テントも張られている。
坊がつるから大船山(だいせんざん)に向かうが石がゴロゴロし登りにくくきつい。視界が広がるとミヤマキリシマが目を楽しませてくれる。

船をひっくり返したような山容からその名がついたと言われています。大船山の山頂からながめる九重の山々は360度のパノラマで眼下にはくじゅう連山を一望できます。
段原まで戻り平治岳と北大船山のコルの大戸越(うとんこし)まで下る。大戸越まで下るとすごい人でした。平治岳に登る登山道は大渋滞しています。大戸越からは平治岳が目の前にそびえ、その美しさに気分が高揚してきます。6月初旬から中旬にかけて、山肌一面がミヤマキリシマの鮮やかなピンク色に染まる光景は素晴らしく、まさに天空の絶景で、ミヤマキリシマを目的に全国からも多くの登山者が訪れているみたいです。自分もその一人ですが!とりあえず登ることに。大戸越から平治岳への登山道は一方通行となり、右側の登り専用道で登りますが、登山者が多いため列をなしています。ミヤマキリシマは見ごろを迎えていて、標高を上げるにつれ美しさが増してきました。平治岳南峰に到着すると、本峰へ続く山肌一面がピンクに染まり、その圧巻の光景にあちこちで歓声が上がっていました。

下山後、坊がつるの山小屋「法華院温泉」に宿泊しました。今回で3回目の宿泊ですが山小屋で温泉に浸かれるのも一つの楽しみです。翌日に長者原まで戻りました。
          


ページトップへ戻る